「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
本ばかり読んでいる稔、姉の雀、元恋人の渚、娘の波十、友だちの大竹と淳子…。切実で愛しい小さな冒険の日々と、頁をめくる官能を描く長篇小説。『ランティエ』連載に加筆・訂正して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
谷崎潤一郎賞を受賞し、各紙誌でも激賞された『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』から2年半、“人生”と“読書すること”の幸福な時間(とき)を描き切った、熱望の長篇小説。
冒頭から、“驚き”があります。
<主な登場人物たち>
稔:資産家。気ままな一人暮らし。元恋人・渚との間に波十という娘がいる。波十とは仲良し。
折りたたみ式の寝椅子で、海外ミステリーなどを読むことが、人生の愉しみである。
雀:稔の姉。カメラマン。ドイツと日本を行ったり来たりしている自由人。稔とは仲が良い。
大竹:稔の高校時代の同級生。税理士。稔およびその親族の財産管理が主な仕事。
再婚した年の離れた妻のことを深く愛している。
茜:稔と雀が経営するアイスクリーム屋の従業員。読書好きで、稔に教えてもらった海外ミステリーを読んでいる。
淳子:稔の高校の同級生。女性誌の編集長。大学生の息子をひとりで育てている。最近、稔と再会して、つき合いが始まった。
チカとさやか:チカは小さな料理屋を経営し、さやかは高校の教師。
ふたりは稔たちの持ちものであるアパートで一緒に暮らしている。【本の内容】
著者紹介
江國 香織
- 略歴
- 〈江國香織〉東京生まれ。「号泣する準備はできていた」で直木賞、「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
読書の喜び
2018/05/22 04:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
親からの資産を受け継いで、優雅に読書を楽しむ稔の生活が羨ましいです。本の世界を通して、周りの人たちと繋がっていく様子も面白かったです。