「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために (ブルーバックス)
著者 鎌田 浩毅 (著)
何枚ものプレートが接する日本列島に住んでいる日本人。地球の構造から巨大地震・巨大噴火の可能性まで、日本人に必須の知識をわかりやすく解説。地学の「おもしろいところ」「ために...
地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために (ブルーバックス)
地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
何枚ものプレートが接する日本列島に住んでいる日本人。地球の構造から巨大地震・巨大噴火の可能性まで、日本人に必須の知識をわかりやすく解説。地学の「おもしろいところ」「ためになるところ」だけを抜き出した教養の書。【「TRC MARC」の商品解説】
東日本大震災を境に、日本列島は「大地変動の時代」に入ってしまった! 複数のプレートがひしめく恐るべき地理的条件にあるこの国で生き延びるには、「地学」の知識が不可欠だ。しかし、高校での履修率は低く、多くの人の地学リテラシーは中学レベルで止まったままである。ご存じ「地学の伝道師」が、地学の「おもしろいところ」「ためになるところ」だけを一冊に詰め込んだ、すべての日本人に捧げるサバイバルのための地学入門。【商品解説】
プレートひしめく列島上に住む日本人にとって、最も必要なのに最も軽んじられている学問—ー「地学」の知られざる面白さを教えます!【本の内容】
目次
- はじめに
- 第1章 地球は丸かった──人類がそのことに気づくまで
- コラム(1)鎌田先生はなぜ地学の研究者を志したのですか?
- 第2章 地球の歴史を編む──地層と化石という「古文書」
- コラム(2)地学を研究していて最も驚いたことは?
- 第3章 過去は未来を語るか──斉一説と激変説
- コラム(3)日本の地学研究や地学教育は世界で盛んなほうですか?
- 第4章 そして革命は起こった──動いていた大陸
- コラム(4)日本の地学研究者はどのような業績をあげていますか?
- 第5章 マグマのサイエンス──地球は軟らかい
著者紹介
鎌田 浩毅
- 略歴
- 〈鎌田浩毅〉1955年生まれ。東京大学理学部地学科卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。日本火山学会理事などを歴任。著書に「火山はすごい」「地球の歴史」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
地球の声を聴け。
ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん
忙しい毎日の繰り返しで、つい忘れがちになってしまうが、私たちは地球の上で暮らしている。
私たちの足元の下には地球誕生から積もりに積もった46億年の歴史が眠っており、その積み上げられた地層を読み解けば、生命の進化についてや、宇宙のこと、水や化石燃料などのエネルギーのことまでわかってしまう。
なんといっても、地球はすべての源であり、私たちは地球の恩恵を受けて暮らしているからだ。46億年間脈々と受け継がれた営みは、地球上にある限り、その本質は今も昔も変わることがない。
つまり「地を学ぶ」ことは我々の生きる基盤そのものを学ぶことに繋がり、地球の過去を読み解くことは、即ち未来を解く鍵を得ることと同義になるのだ。
このように地学とはあらゆる分野にまたがっており、非常に有用性が高い学問だが、「地学離れ」が深刻化している昨今、地学を学ぶ学生は驚くほどに少ない。
そこで筆者は少しでも地学に興味を持ってもらえるよう、テーマを絞り、わかりやすく解説した入門書が本書である。
地球が丸いことをいかにして証明したのか、化石はどうやってできるのか、など初歩的な話から、日本列島の現在の状態についてなどの身近なテーマを丁寧に解説している。
1000年に一度の「大地変動の時代」が到来した現代の日本にとって、来る巨大地震・巨大噴火は深刻な問題だ。
その観点から言っても、地学は災害から身を守るために知っておくべき知識であり、本書はこれからの日本を生きる私たちにとって必携のサバイバル書になること間違いない。
ロフト名古屋店 理工書担当 宮澤
紙の本
大地変動の国・日本
2020/07/12 08:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本列島を今後襲うであろう大地震や大噴火の仕組みや頻度などがよくわかった。正直巨大な地殻変動すぎて災害に備えよとなっても何をしたらいいかわからないくらいではあるが…
この地殻変動が多い国にいながら大学受験の科目に地学が入ってないから地学を履修しない高校生が多いという危惧感を筆者と共有する
紙の本
私たちが住む地震国日本をよりよく知るためには欠かせない一冊です!
2020/02/11 14:35
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、地学の基本的な知識とそれを学ぶ面白さを教えてくれる教科書です。地震国日本においては、これから将来において起こるであろう大地震などに備えるために地学の知識は必要不可欠だと著者は主張します。同書では、「第1章 地球は丸かった」、「第2章 地球の歴史を編む」、「第3章 過去は未来を語るか」、「第4章 そして革命は起こった」、「第5章 マグマのサイエンス」、「第6章 もうひとつの革命」、「第7章 大量絶滅のメカニズム」、「第8章 日本列島の地学」、「第9章 巨大噴火のリスク」といった私たち日本人にはとっても興味深い内容から構成され、また各省に挿入されたコラムもとっても興味応えがあります。ぜひ、地震国日本をよりよく理解するためにこの一冊を読んでみてください。
紙の本
地球について理解が深まりました
2017/03/08 22:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
息子が大学で地学を学びたいと言い出したため、この本を手に取りました。この本を読んで、何となく分かっているようで、分からなかった地球についての理解が深まりました。不安定なプレートの上にある日本は、避けられない火山や地震を予想し備える必要があり、日本にとって地学は重要な学問だと思いました。