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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 28件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/04/20
  • 出版社: 幻冬舎
  • サイズ:19cm/246p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-344-03100-5

紙の本

チェーン・ピープル

著者 三崎亜記 (著)

名前も年齢も住所もまったく違うのに、言動や身ごなし、癖に奇妙な共通点がある。彼らは「チェーン・ピープル」と呼ばれ、定められた人格マニュアルに則って暮らしているのだ。『ブッ...

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チェーン・ピープル

税込 1,760 16pt

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商品説明

名前も年齢も住所もまったく違うのに、言動や身ごなし、癖に奇妙な共通点がある。彼らは「チェーン・ピープル」と呼ばれ、定められた人格マニュアルに則って暮らしているのだ。『ブックパス』配信の電子書籍に加筆・修正。【「TRC MARC」の商品解説】

名前も年齢も住所もまったく違うのに、言動や身ごなし、癖に奇妙な共通点がある。彼らは「チェーン・ピープル」と呼ばれ、定められた人格「平田昌三マニュアル」に則り、日々、平田昌三的であることを目指し、自らを律しながら暮らしているのだ。『となり町戦争』の著者が描く、いまこの世界にある6つの危機の物語。【本の内容】

収録作品一覧

正義の味方 7−46
似叙伝 47−88
チェーン・ピープル 89−127

著者紹介

三崎亜記

略歴
〈三崎亜記〉1970年福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。「となり町戦争」で第17回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「手のひらの幻獣」「ニセモノの妻」など。

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みんなのレビュー28件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (12件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

深化していく三崎亜記の世界。 ありえない世界で描かれる、極めてリアルな人間の本質。

2023/04/07 09:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

1人のライターが6人の人物を訪ね、そこにまつわる人生と経歴と気付かない視点を掘り起こしていく、短編連作集。

ありえない世界を、極めて冷静にリアルに描き切る中で、事実の奥に潜む本質のようなものに肉薄していく手法が凄まじい。

「正義の味方」
ある日突然出現した未確認巨大生物、いわゆる「敵」。
その存在に悩まされる中出現した、いわゆる「正義の味方」が、「敵」の侵略を阻む。

「正義の味方」は、救世主と持ち上げられるが、やがてその存在を巡って、社会は勝手に混乱しだす。

「似叙伝」(じじょでん)
人生がもう一度あれば。
こんな人生を送ってみたかった。
ならば、あなたの歩みたかった人生の記録を書いてあげるよ。
全く空想の、自叙伝ならぬ「似叙伝」出版を手がける男。
傲慢で鼻持ちならないのだが......。

「チェーン・ピープル」
統一されたマニュアルで、平均的なサービスを提供するチェーン店。
それが、人間そのもので存在した。
「平田昌三」という人格を生きていく「チェーン・ピープル」。
その存在は決して明かされることはない。
彼らは年1回の総会で出会う以外は、家族にすら「チェーン・ピープル」であることをあかしはしない。

「ナナツコク」
地図にすら存在しない「ナナツコク」。
母から娘へ。そしてそのまた娘へ、引き継がれていく国。
架空であるはずの住人が目の前に現れることによって、彼女の人生が大きく変わってしまう。

「ぬまっチ」
とある地方都市の非公認ゆるキャラ、「ぬまっチ」。
可愛いキャラでもなんでもない、どこにでもいそうな中年男性がそのまま舞台に登場し、声だけは愛らしく叫ぶ。
「こんにちは~っチ。ぬまっチで~すっチ!」
だが、態度はおざなりで、やる気のなさを隠そうともしない。
そんな「ぬまっチ」は人気沸騰。
市は公認ゆるキャラを作って対抗するのだが...。

「応援」
ライターは、「応援」の中心人物に問いかける。
「自らの信じている『事実』というものが、もしかすると自分の思い込みに過ぎないかもしれない、という可能性を考えたことはありませんか」

だが、彼女は耳を傾けることはない。

良かれと思って投げかけている言葉。
自分たちが正義と思い込んで起こす行動。
相手を慮ることのない「応援」。

誰もが加害者にも被害者にもなる。
ただ、加害者は自分が加害者であることに気付かない。気付こうとしない。

三崎亜記の世界が、また深化した。

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紙の本

三崎亜記ワールドを楽しむ

2018/05/02 14:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

三崎亜記さん今時点での最新作になるのかな。

一人のルポルタージュの書き手を語り部として6編からなる連作短編集です。

どの物語も今の日本を捉えているようで、どこか違う世界のお話でもあるかのような三崎亜記さんらしい世界観のある作品でした。
この現実のようであり、幻想のようでもある世界観は氏のデビュー作の「となり町戦争」から今作までに連綿と続く「三崎亜記ワールド」と私は感じていて、緊張もするけれど愛しくも感じられるものです。

6編はそれぞれどれも素晴らしく、そこにあるアイロニーとも警句とも取れるものは、穏やかではありますが、示されたそのことについて読み手に考えること迫り、考えを放棄することを簡単には許さない力がありました。

各篇のタイトルと副題を読むだけでも興味が興味を惹きつけられるのでは?

正義の味方 ー 塗り替えられた「像」ー

似叙伝 ー 人の願いの境界線 ー

チェーン・ピープル ー 画一化された「個性」ー

ナナツコク ー 記憶の地図の行方 ー

ぬまっチ ー 裸の道化師 ー

応援 ー 「頑張れ!」の呪縛 ー

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紙の本

多角面観察

2017/08/11 19:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一つの事をあらゆる面から観察したようなお話しが6編。
あの「正義の味方」は本当は何だったのか?
『ナナツクニ』は本当だったのか妄想だったのか、気になる。
『ぬまっチ』いろいろ勘ぐって読めて楽しかった。
『応援』自分の応援が誰かの迷惑になりませんように・・・と祈るように読みました。

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電子書籍

人格のチェーン店化

2017/08/11 19:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある人物をトレースしながら生きていく人々がいます。
チェーン店のように画一化され一定レベルを持つ、ある意味没個性的人々。それも個性?
「個性を大切に」と声高に叫ばれる昨今、押し付けられた個性にどんな意味があるんだ?と考えさせられる。

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2018/05/12 17:20

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2017/06/03 18:30

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2017/06/25 02:40

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2017/08/08 13:01

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2017/08/08 22:15

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