- 販売開始日: 2017/08/02
- 出版社: 白水社
- ISBN:978-4-560-09547-8
日本の夜の公共圏:スナック研究序説
著者 谷口功一(編著) , スナック研究会(編著)
サントリー文化財団が奇妙な団体に助成金を出したと話題になっている。その名も「スナック研究会」。研究題目は「日本の夜の公共圏――郊外化と人口縮減の中の社交のゆくえ」という。...
日本の夜の公共圏:スナック研究序説
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商品説明
サントリー文化財団が奇妙な団体に助成金を出したと話題になっている。その名も「スナック研究会」。研究題目は「日本の夜の公共圏――郊外化と人口縮減の中の社交のゆくえ」という。
スナ研のHPによると、「日本に十万軒以上もあると言われる「スナック」について、学術的な研究がまったく存在しないことに憤り」を感じて決起したという。目指す到達点は以下になる。
〈スナックは、全国津々浦々どこにでもあるが、その起源・成り立ちから現状に至るまで、およそ「研究の対象」とされたことは、いまだかつて、ただの一度もない。本研究では、社会的にはおよそ真面目な検討の対象とはされて来なかった、このスナックという「夜の公共圏」・「やわらかい公共圏」に光を当てることで、日本社会の「郊外/共同体」と「社交」のあり方を逆照射することを目指すものである。〉
調べた結果は仰天するものばかり。人工衛星による夜間平均光量データまで駆使して出てきた統計結果にメンバーも困惑するしかない……。
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スナックについて学術的に論じた稀有な書です!
2018/01/06 17:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本の夜の社交場として人気の強いスナックについて初めて学術的に論じた非常に貴重な書です。「スナック」と言えば、「ちょっと一杯」と会社帰りに寄る方も多いと思いますが、別に豪華な食事を提供してくれる訳でもなく、絶世の美女が対応してくれる訳でもないのに、なぜ、スナックが繁盛するのか、疑問をおもちになったことはありませんか。本書は、そうした疑問にお答えするために、我が国でも初めての学術的にスナックを論じた書と言えるでしょう。ぜひ、一度、ご覧になってみては如何でしょうか。