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商品説明
【斎藤茂太賞(第3回)】航空券予約サイトで見つけた、たった1席の空席。何者かに背中を押されたかのように2016年夏、ひとりキューバへと旅立ったオードリー若林正恭。慣れない葉巻をくわえ、芸人としてカストロの演説に想いを馳せる旅エッセイ。【「TRC MARC」の商品解説】
読者の共感を呼んだ前作「社会人大学人見知り学部 卒業見込」を出発点に、新たな思考へと旅立ったオードリー若林の新境地!
累計20万部に迫る前作『社会人大学人見知り学部 卒業見込』。
そこで吐き出された社会への違和感、悩みは普遍的なものだと思っていたけれど、
「あれ? これって人が作ったシステム上の悩みに過ぎなかったのか?」
と気づいてしまった著者。
「俺が競争したい訳じゃなかった! 競争しなきゃ生きていけないシステムだった!」
新しい発見に意識がいったところで、
「別のシステムで生きる人々を見てみたい」
と、猛然とキューバへ旅立った。
キューバはよかった。そんな旅エッセイでは終わらない、間違いなく若林節を楽しんでもらえる、そして最後はホロリと泣ける、待望の書き下ろしエッセイです。
本当にプライベートで若林さんが撮ったキューバ旅行の写真も多数掲載予定。
【商品解説】
著者紹介
若林正恭
- 略歴
- 〈若林正恭〉1978年東京生まれ。お笑いコンビ・オードリーのツッコミ担当。2008年のM−1グランプリで総合2位となる。バラエティを中心にテレビ、ラジオで活躍。
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紙の本
彼が感じたキューバは私が感じたキューバと重なる。人々が幸せなのだ。
2017/07/17 10:29
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
2016年の夏、一人でキューバへの旅を思い立つ若林さん、私はやはり同じ年の暮れにキューバを旅する。若林さんは何をキューバで感じたのかそのことに興味をひかれて読む。
キューバは、東西冷戦がなくなりグローバリズムの中で資本主義がのしていく世界のなかで、ただ一人孤高に平等主義の社会主義を貫いている国だ。
いつもとは違う世界があるはずだ。
滞在はわずかに3日。けれども、タイトルとなったカバーニャ要塞の野良犬にキューバを象徴してみるように、彼はその視点でキューバを眺めている。彼が感じたキューバは私が感じたキューバと重なる。人々が幸せなのだ。
表紙の写真がいかしている。
紙の本
旅行した気分になりました
2017/08/26 16:47
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mito - この投稿者のレビュー一覧を見る
家の事情で外泊が無理なので、旅行記を読むのが好きです。
本屋で数ページ試し読みをして即買い。
著者が忙しい仕事の合間に自分でチケット、宿泊先など手配していく
プロローグから、まるで自分が旅行を計画しているような
わくわく感に包まれました。
海外旅行って楽しいことばかりでもないし、物事もスムーズに
いくとは限らない。だけど、すべてが新しく、体験することを、
その時間を、丁寧に素直に語ってくれます。
紙の本
旅をした気分に(^^)
2018/05/07 16:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとり旅にキューバを選ぶのすごいなあ。そんなオードリー若林正恭くんの旅行記!読んでて若林くんの声で脳内でナレーションされてサクサクと読めます。キューバ旅行中のうちはホントに旅行記っぽい文章!日本に戻る章あたりから芸人を思い出したのか、ボケ始めた文章が現れ、最後は旅行記から脱線しましたが、その脱線内容もよく、心に染み入りました。若林くんのそのまんまが包みこまれた1冊ではないでしょうか。ビーチでのやりとりが、若林くんらしいですね(笑)読んでてキューバでなくてもいいから、久しぶりに海外旅行したくなりました。
紙の本
オードリー若林のセンチメンタルジャーニーINキューバ
2019/04/03 18:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エッセイとして面白く、読ませる内容ですが、紀行文ではないように思います。
自分も同じタイミングでハバナに行っていて、行程もおそろしく似ていたので、懐かしく感じ、
心境というか境遇も当時とそっくりだったので、とても親近感を持ちました。
ただ、冒頭から途中までは、新自由主義蔓延る日本との対比で、
社会主義国キューバを訪れた感じで書かれていたのが、
最後は、実は亡き父との感傷旅行でもあったと締められ、
ちょっと唐突な感覚に陥りました。
文才があるのはわかりますが、この展開には少し驚きました(すっかりネタバレですね)。
紙の本
働くことを押し付けない場所
2022/01/17 13:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初に、ニューヨークに行った時の話があり
「やりがいのある仕事をして、手に入れたお金で人生を楽しみましょう!」というフレーズがあり。
また、キューバには広告や看板がないから楽なんだ!
と気づく若林さんの感想に、
広告や看板が無い生活ってすごいな。と思いました。
勝手に車を誘導してお金を貰うおじさんや
音楽が流れれば、体をゆらす穏やかさ。
日本では考えられないなあ。と思いました。
日本もニューヨークも、もっとゆっくり進めば
過労働とか、そういうニュースはなくなるかもしれませんね。
働かなくても生きていける、配給があるから成り立つキューバは、たしかに格差社会がすごいです。
でも、自分のペースで働いて、少しのお金と、音楽があれば、何とかなるかもしれないな。と思わせてくれる本でした。
紙の本
旅
2019/06/15 13:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を読んだだけなんですが、旅行したような気持ちになれました。最期はポロリと泣けてしまう。感動しました。