- 販売開始日: 2017/06/30
- 出版社: 早川書房
- ISBN:978-4-15-130105-6
閉じられた棺
招待先のアイルランドの荘厳な子爵邸で、ポアロと盟友キャッチプール刑事は再会を果たす。その夜、ディナーの席で、招待主である著名作家が、全財産を余命わずかな秘書に遺すという不...
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商品説明
招待先のアイルランドの荘厳な子爵邸で、ポアロと盟友キャッチプール刑事は再会を果たす。その夜、ディナーの席で、招待主である著名作家が、全財産を余命わずかな秘書に遺すという不可解な発表をした。動揺した人々がようやく眠りについたころ、おぞましい事件が……。〈名探偵ポアロ〉シリーズ公認続篇第2弾
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クリスティへのオマージュ
2023/05/28 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスティへのオマージュに満ちた作品。もちろん探偵は、ポアロ。ある日突然自分の遺産を、自分の息子たちではなく、病気で余命の短い秘書に相続させるという老婦人。その意図は何なのか?というのが、最初の方の謎。しかし、その後、被害者に意外な事実が発見されて、そこから見え方がガラッと変わる作品でした。最後の終わり方は、いかにもクリスティなら、こうするのだろうなという終わり方でした。
ポアロの名を使う必要があるのか?
2017/10/19 22:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の「モノグラム殺人事件」に比べるとポアロの雰囲気が出ています。女流作家が余命わずかの秘書に全財産を譲るという遺言書を書き換えたと晩餐会で発表した夜に、秘書が殺害されてします。理屈に合わない犯行や、矛盾した証言が飛び交い事件の解明は難航する。しかし、まだまだクリスティのポアロとはかなりかけ離れています。ただ、殺人の動機は類を見ないものだったのでおもしろかったです。