スレイブ・ゲーム【イラスト入り】
著者 綺月陣 , イラスト:小山田あみ
営業マンの理久はメンズ・バーに足を踏み入れた。そこで偶然、初恋の相手のカメラマン・大悟に再会する。私生活での問題を相談すると、居合わせた弁護士のトーマが引き受けてくれるこ...
スレイブ・ゲーム【イラスト入り】
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商品説明
営業マンの理久はメンズ・バーに足を踏み入れた。そこで偶然、初恋の相手のカメラマン・大悟に再会する。私生活での問題を相談すると、居合わせた弁護士のトーマが引き受けてくれることに。しかし後日、その報酬に理久の体を要求されてしまう。気弱な理久は大悟にも言えず、返済義務があるからと拒めない。悩んでいた理久だったが、ある日仕事先に大悟がやってくる。商品の撮影をしながらふたりの仲は深まるが、大悟にキスされそうになった瞬間、トーマから呼びだしの連絡が入り――?
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もっとダークの話かと…
2017/07/01 06:03
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にしかわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
198cmの大男に168cmの小柄な男子が主人公で、高校の同学年。お互いに密やかに恋情を抱いたまま別の途を歩んで6年後に再会するお話でした。高校生でもあり、勇気がなく言えなかった側と、自覚があったのだけれど、それが恋とは気がつかなかった側が、段々と距離を縮めて、結ばれて行くまでの過程がじれったかったり微笑ましかったり、飽きない展開でした。体躯や性格は違えど、共にあるふたりの誠実さが滲み出ていました。
とりわけ、ふたりの身体的特徴の記述や、互いの身体に触った時の感じた率直な思いが詳細に表現されていて、また、感情の描写が具体的で、読み手が実体験しているかのように、頁が進んで行きました。
また、重要人物の弁護士のオネエことばは、敢えてそう設定した理由があるやにあとがきに書いてありましたが、個人的にはむしろフツウの喋り方が良かったんではないかと思っています。
でも、弁護士トーマがオネエことばでEDである設定にしないと、ストーリー展開上不都合が出るのかと、小説を読み進めながらちょっと考え事をしてしまいました。
531万円の負債を、プレイを弁護士の眼前で披露することで返済していくとか、ちょっとコメディ色な流れになってましたが、やってる当事者・大悟と理久の営みの淫猥さの度合いが減損することなく、淀みなくふたりは本懐を遂げていきました。
綺月陣氏のこれまで上梓されたものって、こんな風でしたかなと、ちょっと意外な感じはしましたが、体格・性格・暮らしぶりなど人物設定が緻密で確立されておられるので、確かな安定感を実感しました。
ダンクって、おい。
2020/05/31 17:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タクミに似てる……唇厚い、エロっぽいですと。
ツボです、ファンです、大悟ステキ!と、オネエ風に目をキラキラさせてしまいました。笑
対して理久……シャンとせい、主張せい、とイラッとポイント多々。
しかしこういうのは男女共に男からモテるのね。
同じ女的には、こんな男に長年付き合った婚約者のクソ真面目さも気の毒だけど。
トーマの鬼畜っぷりよ。笑
理久の流れ過ぎっぷりよ。呆
トーマは結局、利口とおバカの紙一重を突き破っちゃった人格者?でしたけど。爆笑
大悟もたいがいおバカでしたが、みんなでバカすりゃ恐くない。
理久はいい男掴まえたんだから頑張れよ~。