幼なじみクロニクル （キャラ文庫）

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投稿者：すいかめろん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

カラー口絵２枚、挿絵、あとがきあり。特別SS付き。

幼い時から己の恵まれた容姿を自覚していたみつ。隣家の２つ上の幼馴染・豊加にかしずかれ女王様然とあれこれ世話を焼かれるのが常となっていたが、そんな二人の関係性が変わっていく出来事が…。

「クロニクル（年代記）」の名の通り、幼少期からの二人のエピがみつ視点で語られます。みつが我儘に豊加を振り回しているようで、実は豊加の思うままに踊らされているというというのは、二人の間に挟まれている唯人にも読んでいるこちらにもお見通しなのですが、みつ本人はよく分かっていない様子です。
豊加はみつ大好きが高じて変態的な「はじめて厨」という蒐集マニアに成り果てているのですが、そんな豊加でも大好きでたまらないみつ。みつの「はじめて」を手に入れたいがために己に極限の？忍耐を強いる豊加に呆れ気味になってしまうのと同時に、踊らされ焦らされ気の毒に…と同情を寄せる読者の心情に反しそれ程応えてはいなさそうなみつの姿に、「ああ、割れ鍋に綴じ蓋…」。

外見偏差値が高いにも関わらず大変残念なカップルでした(笑)。
末永くお幸せに…


電子特別SS→本編後日談『きみのはじめては俺のもの』
豊加視点。例の紐パンが届いて…って話。本編で少なめだったＨを大幅補填ｖ

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投稿者：uraran　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かった！
ものすごく変な収集癖のばかりだわ持ち主。はじめてばかりにこだわり、はじめての離乳食を食べさせた時に始まり、それからずっと。
ずっと一緒なのでそのまま自然にくっつくのかと思いきや、あるキッカケでロクにしない時期が長くあり、口もまともにきかなくなる。
それにしてもこの収集癖はヘンだけど愛があってよろしいかと。

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投稿者：はな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

相手が生後半年の頃から執念深くつきまとい(もとい、甘やかし？)続けて２０数年。実ったからよかったものの、もはやストーカーの域を軽く超えてます。みつがアホの子だったから受け入れてますけど、いくらイケメンでもどうかなー

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投稿者：にゃお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

初めては全部おれのものっていうのがかわいいし執着が凄そうです。
お互い好きってなってからがまた凄い執着が凄いですがそれも設定好きです。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

「はじめて厨」って何ーーって感じで読み始めました。
なんかもう・・・突抜けすぎていて
「はいはい、そうだね」って言ってしまう話でした。
充映のはじめてを離乳食の時から執着している豊加
なんだかんだ言ってもそれを受け入れてしまっている充映
なのでもうなんだか勝手にやってーみたいな気分になるのですがね。

ずっとべたべた一緒かなって思っていたら離れてしまう時期もあり
そこらへんのもだもだ感もこれはの豊加の策略だろうなぁって思って読んで
まさにその通りだったり。
まんまと同棲までもちこんでからがまた見物。
色仕掛けにも負けない理由が、
「はじめての告白」ほしさとは、筋金入のはじめて厨です。

でさあ、致そうというところでの齟齬
充映は「おひめさま」「女王様」なんだからそっちを考えていたとは思ってなかったよー（笑）
でも、男の子だもんねぇっ。
さらに「はじめて厨」ならどちらも喜んでいただくのが筋じゃない？
って思わず豊加に突っ込んでしまったです
そこまでいってくれてたら、最高だったのになぁって思ったしだいです。

とはいえ「はじめて厨」を堪能させてもらいました。

☆3.5評価の4です

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投稿者：名無し　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙からしっとりした話かな？と思いきやラブコメでした。挿絵も入ってて綺麗なんだけど話に合ってなかったから川琴先生にもCiel先生にも残念な感じかな……

お隣さんの赤ちゃんに離乳食を食べさせたのをきっかけに変な性癖？趣味？に目覚めた攻めと、その攻めに傅かれてるつもりで掌でころころされてる受けの話。
攻めの受けへの執着は凄いし、これ以上ないくらい可愛がってもいるんだけど、言動の端々が『趣味への情熱＞受けへの愛情』に見えてちょっと萎えてしまいました。攻めが受けをわざと追い詰めるんですが、『自分の為に泣いて欲しい』とかじゃなくて、『これが欲しい。そのためには相手が傷ついても泣いても已む無し』なんだよな……受けの感情より自分の欲求が先っていうか。まぁこの辺りは好みの問題かもとは思います。
意地っ張り受けがアホかわいいのでその辺りは楽しめました。

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投稿者：ゆきちん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

家が隣同士の幼馴染の両片想い。
攻は何でもいいから受の初めてを記録に残したい初めて厨で
受もそんな攻の執着を心地よく思って受け入れている
割れ鍋に綴じ蓋カップル。

こういう両片想いのもだもだは可愛さや可笑しさを楽しむものですが
ちょっと長すぎたのか、段々と勝手にやっててよという気持ちになり
あまり楽しむことができなかった。
この作家さんとは相性が悪いのかな…

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投稿者：hinakoi117　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

毎回この出版社の小説はイラストが付いていないことが多いのでそれを踏まえたうえで購入。
イラストは付いてました。
おまけのSSも付いてました。
でもって、受けの「はじめて」にこだわる攻めが可愛くて、両想いなのにお互いがグルグルしている両片思いに萌えでした。
今年で自分の中で2番目に辺りだと思ったBL小説でした！