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商品説明
清張世界の誰が、どの路線に最初に乗ったのか? JR全線を乗破した元朝日新聞記者が、松本清張の作品の中から「初乗り場面」のある100作を徹底研究する。作品中の私鉄の初乗り区間一覧等の資料も掲載。折込の路線図あり。【「TRC MARC」の商品解説】
松本清張の小説には鉄道に乗る場面がたくさん登場する。
JR全線を乗破した元朝日新聞記者が、現代小説320篇を読み込み、作中の誰が、最初に、どの路線に乗ったのかを徹底調査。デビュー作「西郷札」から没後刊の「犯罪の回送」まで、ちょうど100篇に「初乗り場面」が存在することをつきとめた。
初乗り距離の合計は、旧国鉄とJRが1万2072・9キロ、私鉄が1478・9キロ。
作品発表順に、鉄道地図に描き入れていくと、「清張鉄道」の広がりが鮮やかに浮かび上がった――
清張世界の鉄道場面にこだわった画期的な研究!
(本書は、北九州市立松本清張記念館「第17回松本清張研究奨励事業研究報告書」に加筆したものです)【商品解説】
著者紹介
赤塚 隆二
- 略歴
- 〈赤塚隆二〉1948年福岡市生まれ。九州大学文学部卒業。朝日新聞にて社会部長代理、山口総局長などを経て、退職。
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紙の本
清張鉄道は旅情、愛憎、ミステリー
2020/05/19 15:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は「乗り鉄」を自称する鉄道マニアの元新聞記者。しかも2013年にJR全線乗破を果たした筋金入りだ。朝日新聞を退職する2009年まで「45%ほど」を制し、その後の「思う存分鉄路旅ができる日々」をフルに使って残りの55%を4年間で完乗した。一方で、小学4年の時に初めてその作品に接して以来の松本清張マニア。ふたつのマニアが著者のなかで融合して産まれたのが本書。清張作品に描かれるすべての鉄路をたどった記録だ。「清張世界を読む乗り鉄」への挑戦は、著者がJR全線乗破を果たしたあとから始めた。著者はこれを「研究」と呼ぶが、旅情ミステリーの元祖ともいえる清張の作品の数々から「乗り鉄場面」を拾い出し、その「既乗」路線に実際に乗って検証した成果を報告している本書は、読み応えのある「論文」に仕上がっている。
電子書籍
鉄道マニア向け
2020/04/10 21:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Masaru_F - この投稿者のレビュー一覧を見る
そんなにマニアでない私にとっては最後まで読み進むのは難しかった。でも好きな人は一気に読んでしまうんだろうなあ。