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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 13件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/11/24
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/218p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-220843-7

紙の本

本物の読書家

著者 乗代 雄介 (著)

【野間文芸新人賞(第40回)】老人ホームに向かう独り身の大叔父に同行しての数時間の旅。同じ車両に乗り合わせた読書家らしい男にのせられ、大叔父が明かした驚くべき秘密とは。表...

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本物の読書家

税込 1,760 16pt

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商品説明

【野間文芸新人賞(第40回)】老人ホームに向かう独り身の大叔父に同行しての数時間の旅。同じ車両に乗り合わせた読書家らしい男にのせられ、大叔父が明かした驚くべき秘密とは。表題作のほか、「未熟な同感者」を収録。『群像』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

書物への耽溺、言葉の探求、読むことへの畏怖。群像新人文学賞受賞作『十七八より』で瞠目のデビューを遂げた、新鋭にして究極の読書家、待望の新刊!表題作のほかに「未熟な同感者」を収録。


書物への耽溺、言葉の探求、読むことへの畏怖。
群像新人文学賞受賞作『十七八より』で瞠目のデビューを遂げた、新鋭にして究極の読書家、待望の新刊!

傑作中編2作品を収録。

老人ホームに向かう独り身の大叔父に同行しての数時間の旅。大叔父には川端康成からの手紙を持っているという噂があった。同じ車両に乗り合わせた謎の男に、私の心は掻き乱されていく。大変な読書家らしい男にのせられ、大叔父が明かした驚くべき秘密とは。――「本物の読書家」

なりゆきで入った「先生」のゼミで、私は美少女・間村季那と知り合う。サリンジャー、フローベール、宮沢賢治らを巡る先生の文学講義、季那との関係、そして先生には奇妙な噂が……。たくらみに満ちた引用のコラージュとストーリーが交錯する意欲作。――「未熟な同感者」【商品解説】

目次

  • 本物の読書家
  • 未熟な同感者

収録作品一覧

本物の読書家 5−109
未熟な同感者 111−214

著者紹介

乗代 雄介

略歴
〈乗代雄介〉1986年北海道生まれ。法政大学社会学部メディア社会学科卒業。「十七八より」で第58回群像新人文学賞受賞。

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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (4件)
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  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

列車に乗って昭和の文学史を解き明かす

2022/11/02 12:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

上野駅から勝田まで、常磐快速線の片道切符というチョイスがシブイですね。あのノーベル賞作家の知られざる一面にも驚かされました。

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紙の本

本物の読書家

2022/06/14 21:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作と「阿佐実サーガ」ものの二作が収録されている。どちらの作品も「えっ」と思わせるような衝撃的な展開。
「本物の読書家」は、川端康成と因縁があると噂される「大叔父上」を老人ホームに送り届ける為に電車に同乗した主人公は乗り合わせた読書家と話し合い、「本物の読書家」とは何かについて思い知らされる。
「未熟な同感者」は、大学のゼミが主な舞台で、教員が読み上げるサリンジャーや宮沢賢治の創作態度と物語が並走していく。

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紙の本

偏執的。だけどそれが癖になる

2020/07/27 23:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作では、老人ホームへ送り出される大叔父/送り出す主人公/偶然居合わせた読書家の関西人の会話が「主人公の書いた独白文」の体で描かれる。文学に対するマニアックな応酬と叔父の抱えた秘密が露呈する瞬間が面白い。この作品では秘密を明かしたいのか明かしたくないのか(大叔父)、知りたいのか知りたくないのか(主人公)、何が目的で会話を仕切るのか(関西人)、各々の感情を読もうとする主人公の拙い感情のブレが何とも言えない。

続いて「未熟な同感者」では、読むことにフォーカスしつつ、あざとい展開で魅せる。人気のないゼミに入った主人公の授業メモと、ゼミで繰り広げられる大学生同士のやりとりがない交ぜになった文章がたまらなくペースを乱される。決して読みやすくはないんだけど、引用されてるサリンジャーの文章も、准教授が頻繁に席を立つ理由を巡って荒れるゼミ生同士の会話も引き込まれる。

どちらも独創的なプロットと、偏執的な「読む」行為への拘り(空気を読む、文章を読む、行間を読むetc)がドライな文章に表れていて、ちょっとした変態文学だと思った。何度も読み返すかと言われると微妙だけど、少なくとも忘れがたい後味を残す中篇2作ではある。

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2018/01/19 00:31

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2018/01/08 22:27

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2018/03/08 18:32

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2018/12/18 00:32

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2020/04/29 16:39

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2021/01/10 03:05

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2020/06/28 22:48

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2022/04/17 19:53

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2023/07/29 10:12

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