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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
似鳥さん、相変わらず、変わった趣向のものが好きだなあ。
途中でおかしいなとは思ったけど。
読み返しちゃったよ。
楽しめました。
驚きはさほど大きくないが、気楽に楽しめる。
2018/10/30 20:46
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルで標榜するほどにはどんでん返しの驚きに満ちていないと感じた。
個人的には天祢涼の作品が一番どんでん返し感があったが、あとはそうかな、と手前から思うものだったり、何だか肩透かし感があったりという感じだった。
その意味では若干物足りなかったが、それぞれ個性のちがう物語を楽しむことはできた。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしてもタイトルで期待が大きくなりすぎて読み終わった後に少し拍子抜けのような感じはありましたが全体としては良作です。
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楽しく読めた。どんでん返しと銘打たれてるので終盤でひっくり返ることはわかってて読むわけですが、どうひっくり返るのかを予想しながら読むのも楽しいものです。
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「どんでん返し」がテーマのアンソロジー。第三弾。タイトルに「新鮮」と付いているのは、執筆陣が新鋭作家中心だからという事らしい。
大山誠一郎さんに注目していたが、期待を裏切らない面白さだった。会話体だけで出来ている作品だけど、どんでん返しで、尚且つフーダニット。その手口は鮮やかの一言で、これが文句無くベスト。
次点は似鳥鶏さんの作品。前例のあるアイデアだが、書こうと思って書ける物でも無い。感心した。
他の4編もまずまずだった。第四弾は女流作家括りで出して欲しいな。
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浦島太郎が竜宮城に来てみれば、待つのは密室殺人? 包丁研ぎが巧みな女のもとに昔の男が訪れ、2人の関係は一転し…。切れ味抜群などんでん返しのミステリー6編を収録。
「どんでん返し」はシリーズものだった。シリーズの1,2は有名作家が名を連ねていたけれど、本作は無名…というか私の知らない作家ばかり。道理で魅力に乏しかった。
(Ⅾ)
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【収録作品】「密室龍宮城」 青柳碧人/「居場所」 天祢涼/「事件をめぐる三つの対話」 大山誠一郎/「夜半のちぎり」 岡崎琢磨/「筋肉事件/四人目の」 似鳥鶏/「使い勝手のいい女」 水生大海
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似鳥さんのはタイトルページからすでに何かおかしいと思っていたらまさかのどんでんだった。水生さんのはまさに新鮮ネタ!
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「事件をめぐる三つの対話」
「筋肉事件/四人目の」
書籍ならでは。前者はラジオドラマでもよいかも。
そして後者は映像化不可能作品。
「夜半のちぎり」
主要登場人物4人が4人とも、普通・一般的からどこか
飛び出したところがあって、真相が明らかになった
気味悪さもあるが、だからタイトルは平仮名なのかな。
「使い勝手のいい女」
最後の最後に小さなどんでん返し。第一の大きな謎が解決したからといって気を抜いてはいけない。そして読み終わってみるとタイトルがなんと全体を支配していることか。
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今回はフレッシュな若手作家の書き下ろし作品を集めたどんでん返しアンソロジー3冊目で根が素直な私はものの見事に騙されましたね。ちなみに天祢さんと水生さんは女性です。『密室竜宮城』青柳碧人:ミステリ童話「浦島太郎」の意外な真犯人は?『居場所』天祢涼:前科持ち男の切ない人生物語。『事件をめぐる三つの対話』大山誠一郎:読者も犯人も同時に騙される!『夜半のちぎり』岡崎琢磨:最後の一行にぞっとします。『筋肉事件/四人目の』似鳥鶏:二度読み必至!仰天の技巧派ミステリ。『使い勝手のいい女』水生大海:バスルームにびっくり!
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新進気鋭の作家さんによる書き下ろしまたは単行本に収録されていない短篇のアンソロジー。私は新人ミステリ作家さんの作品を読むのが結構好きなので6人中5人が既読。とびぬけた設定が青柳さんらしい「密室竜宮城」とラスト近くになって驚くと同時に思わずニヤリとした似鳥さんの「筋肉事件/4人目の」が印象的で好みでしたが、他の方もそれぞれがこの短さの中にちゃんと自分の色を出しているのがとても好ましいです。意外と評価が低い方が多いですね。私も好みでないものはありましたが、どれもしっかりとしたミステリで悪くなかったと思います。
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旅のお共として借りたけど家にいるときに読んでしまった。こういうアンソロジーは旅にぴったりだよね。面白かった。若手作家さん、ってことで『新鮮』になったそうだけど、はずれなかったな。まぁ強いていえば岡崎琢磨「夜半のちぎり」は先が読めて全然どんでん返しじゃなかった。似鳥鶏はトリッキーで面白かった。筒井康隆っぽい。解説でそれぞれの作家さんの過去の作品が紹介されてて、どれも面白そうだった。みんなまた読んでみよう。
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2020年、11冊目は、隙間読書用&重いモノ読みたくナイ時用で読了したもの。
今回も一言感想を添えて。
青柳碧人『密室竜宮城』
浦島太郎を下敷きにしたミステリー。ラストなかなかフックが効いてて、嫌いじゃない。ツカミとしても機能してると思う。
天祢涼『居場所』
オチが解った上で再読しないとかな。第一印象だけで判断すると、クライマックス前後がしっくりしないし、「どんでん返し」の括りでは弱い気も……。
大山誠一郎『事件をめぐる三つの対話』
まず、全編会話体ってのが、インパクト。そっちが強すぎて、「どんでん返し」の括りでは、少し弱いかな。朗読劇とかには、面白いかもね。
岡崎琢磨『夜半のちぎり』
登場人物の関係は早い段階で予想はついた。しかし、最後一気にホラーに落とし込んで来るとは思わなんだった。赤ワイン、シンガポールスリング、そして……、の色彩統一。タイトルの「ちぎり」は掛詞?
似鳥鶏『筋肉事件/四人目の』
速攻二度読みしました。途中感じた違和感はそぅいぅコトだったのね。二度読みすると、納得させられる。
水生大海『使い勝手のいい女』
コレは見事にヤラレた。ちょっと出来すぎ感もあるが、上手く餌撒きつつ、ミスリード誘ってる。伏線回収、大オチも好き。
「どんでん返し」という点では、水生大海。オチの岡崎琢磨が続き。次いで、構成の似鳥鶏。が個人的な好みの順かな。
全員、完全初読み作家6人。それぞれ個性があり、全体としては、先に読んだ『特選~』よりヴァラエティーがあって楽しめた。一方で、単独作まで触手が伸びるか、という点では、『特選~』に一歩譲るかな……。あくまでも、個人の趣味の問題になりますが……。
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「どんでん返し」と銘打たれてるからには!と思って読んでるので、まぁそうくるよね、とか思ってしまって、失敗したなと。でもどんでん返しが好きだからこんな風に何個も一気に読めるのは嬉しい。
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自薦の次は新鮮などんでん返しアンソロジー企画短編集。ほとんどの著者が初見だったのでそういう意味でも自分の中では新鮮で、どんでん返しを楽しむのもこのぐらいのサイズ感はちょうどいい。中でも好きなのは青柳碧人さんの「密室竜宮城」。あの浦島太郎が探偵として竜宮城内で起きた事件の謎を解くわけだが……。やられた。あの童話の世界観を保ちつつの密室物。凄い。そしてもう一つは似鳥鶏さんのアレ。何書いてもネタバレになりそうだから何も言わない。読めば分かる。ああいうの結構好みです。似鳥作品はいつかがっつり読もうと思っている。