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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/12/22
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- レーベル: 日経プレミアシリーズ
- サイズ:18cm/215p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-26357-7
読割 50
紙の本
百歳人生を生きるヒント (日経プレミアシリーズ)
著者 五木寛之 (著)
50代で長い下り坂を歩く覚悟をし、70代で学びの楽しさに目覚める…。未曾有の長寿時代を生きる、変化にとまどう大人たちへ、まったく新しい生き方を提案する。2017年に行われ...
百歳人生を生きるヒント (日経プレミアシリーズ)
百歳人生を生きるヒント
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商品説明
50代で長い下り坂を歩く覚悟をし、70代で学びの楽しさに目覚める…。未曾有の長寿時代を生きる、変化にとまどう大人たちへ、まったく新しい生き方を提案する。2017年に行われたインタヴューをもとに構成し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
いま、日本という国は、未曾有の長寿時代を迎えています。
これまで誰も考えもしなかった「百歳人生」という大海を、
海路をもたずに航海しなくてはいけないのです。
経済的に、どうしたら生活できるか。
衰えていく体をどうするか。介護はだれがしてくれるのか。
そこあるのは、悠々自適の老後という牧歌的な世界ではなく、
あとの50年をどう生きるかという、重苦しい課題なのです。
ここに、これまでの古典や哲学、思想、人生論を
そのまま当てはめることはできません。
そこで本書では、50才から100才への道のり、
古代インドでいう「林住期」から「遊行期」への長い下り道を、
日本人の年代感覚に添って10年ごとにどのように歩くかを、下記のように考えてみました。
五十代の事はじめ――これからはじまる人生を生き抜く覚悟を、心身ともに元気な時期から考えはじめる時期
六十代の再起動――五十代で思い描いた下山を、いよいよ実行する時期。これまでの生き方をリセットする
七十代の黄金期――下山の途中で、突然あらわれる丘のような場所を十分に楽しみ活力を補充する時期
八十代の自分ファースト――社会的しがらみから身を引き、自分の思いに忠実に生きる時期
九十代の妄想期――これまで培った想像力で、時空を超えた楽しみにひたる時期【商品解説】
目次
- 序 章 突然、百歳人生がやってきた
- 第一章 さあ準備をはじめよう
- 第二章 五十代の事はじめ
- 第三章 六十代の再起動
- 第四章 七十代の黄金期
著者紹介
五木寛之
- 略歴
- 〈五木寛之〉1932年福岡県生まれ。早稲田大学中退。「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、「青春の門」他で吉川英治文学賞を受賞。
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紙の本
歴史はノスタルジーの宝庫
2018/01/11 20:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
五木氏は、人生の先達者として私が最も傾倒している作家です。
本書は、五木氏へのインタヴューをもとに、50代~90代までを、10年毎に章立てし、各年代の心構え等をコメントする構成で、100歳人生を生きるヒントを開陳したものです。
自分の経験をもとにしたヒント集ですので、流行等には合致していません。例えば、無理して人と関わる必要は無いと主張し、「高齢者は何が何でも社会と繋がることが肝要」と説く最近の風潮には迎合しない生き方に、私は大いに賛同します。
また「歴史はノスタルジーの宝庫」という五木氏のスタンスにも賛同します。確かに、中韓の捏造された歴史観には、国際社会に向けて毅然と反論し、立ち向かうことは必要です。
しかし、やたらと「歴史から学ぼう」という池上彰の番組や、自身に都合良く歴史を解釈し、自身の主張を押し売りする佐藤優のような評論家や、珍説・奇説を集めてきては「逆説だ」と自説のように吹聴するエセ歴史家達に、私は食傷気味です。五木氏は「歴史は役に立たなくてもいい」とまで主張しています。私も、あくまでも趣味として今後も歴史を楽しもうと思ったのでした。
とにかく、示唆に富んだ指摘が多く、50代以降の方には一読を勧めます。
紙の本
声が聞こえてくるような本
2018/07/07 14:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めると、もう止まらなくなり、あっという間に読み終えてしまいました。
読み終わるというより、五木さんが話してくださっている感じで、テレビでしかお目にかかったことがありませんが、声が聞こえてくる感じ。
年代ごとの過ごし方の心構えが書かれていますが、それにしても、文中で色んな作家の本や対談に触れたり、指原さんのテレビでの発言が出てきたり、五木さんの興味の広さを感じました。
私にとって五木さんのご本は人生のヒントとなりそうです。