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紙の本
医者には絶対書けない幸せな死に方 (講談社+α新書)
著者 たくきよしみつ (著)
人生最期の日々を、本人、家族にとって最良のものとするには、どのように医療・介護と付き合えばいいのか。「看取り医」の選び方、「死に場所」の見つけ方、お金やお墓の問題…。後悔...
医者には絶対書けない幸せな死に方 (講談社+α新書)
医者には絶対書けない幸せな死に方
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商品説明
人生最期の日々を、本人、家族にとって最良のものとするには、どのように医療・介護と付き合えばいいのか。「看取り医」の選び方、「死に場所」の見つけ方、お金やお墓の問題…。後悔しないためのヒントが満載。【「TRC MARC」の商品解説】
「できればポックリと死にたい」「穏やかに死にたい」。でも、そのためにはしっかりした準備が必要。家族を相次いで介護することになった著者が、自らの体験をもとに、本人にとって、家族にとってベストの選択とはなにか、どうすればそのベストの選択ができるのかを明らかする。医者との付き合い方、介護施設の見つけ方、どのくらいカネがかかるのかなど、人生でもっとも大切な最期の時間をみんなハッピーに過ごすためのガイド。
「できればポックリと死にたい」「穏やかに死にたい」。
でも、そのためには準備が必要。
このままでは、死ぬに死ねない!
病院死が8割を超える現代日本。
そのほとんどの人が終末医療を経て亡くなる。
じつはこの終末医療、死にゆく人にとっては、「拷問」に等しい苦しみということはご存じだろうか。
人は死ぬ間際になると、栄養をほとんど必要としなくなり、枯れるように亡くなる。
いわゆる餓死のような状態が自然で楽な死に方。
しかし終末医療では、そうした状態の人に延命と称して、チューブで無理矢理栄養や水分を送り込む「処置」が行われる。
そうやって死ぬに死ねない状態で、苦しみながらベッドの上で数ヵ月生き続けることになる。
それが本人にとって、家族にとって幸せな死に方なのだろうか?
いまでは「ムダな延命措置を拒否する」ことを希望する人も増えてきたが、
それでも一度、状態が悪化してチューブを取り付けられたら最後、
それを途中から外すことは、いまの日本ではきわめて難しい。
そのような状態にならないためにはどうすればいいのか。
本書では家族を相次いで介護することになった著者が、
自らの体験をベースに、本人にとって、家族にとってベストの選択とはなにか、
どうすればそのベストの選択ができるのかを明らかにしていく。
医者との付き合い方、介護施設の見つけ方、どのくらいカネがかかるのかなどなど。
人生でもっとも大切な最期の時間をみんなハッピーに過ごすためのガイドブック。【商品解説】
人生最期の日々を、本人、家族にとって最良のものとするには、どのように医療・介護と付き合えばいいのか。そのための知識とやり方。【本の内容】
人生最期の日々を、本人、家族にとって最良のものとするには、どのように医療・介護と付き合えばいいのか。そのための知識とやり方。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第1章 死に方の理想と現実
- 第2章 医師・病院と正しくつき合う技術
- 第3章 癌で死ぬという解
- 第4章 本当にアルツハイマーなのか?
- 第5章 認知症の親と向き合う
- 第6章 大切な老後資金を奪われないために
- 第7章 老後破産しないための経済学
- 第8章 死に場所としての施設を見つける技術
- 第9章 「ここで死んでもいいですか?」
著者紹介
たくきよしみつ
- 略歴
- 〈たくきよしみつ〉1955年福島市生まれ。「マリアの父親」で小説すばる新人賞受賞。作曲、小説、デジタル文化論、狛犬研究など幅広い分野で活動。ほかの著書に「裸のフクシマ」など。
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紙の本
万能薬のような本
2018/01/31 11:53
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じょーじぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名は凡庸で、またその手の本か、と思いがちだが、本当に医者には絶対書けないのかという少し意地悪な気持ちで読み始めた。
想像は心地よく裏切られた。
これだけ丁寧に、合理的に、必要な情報が網羅され、しかも妙な味付けなどはなく、淡々と事実を積み上げていく筆者の態度にまず感服した。
「死に方」とあるが、死ぬときだけの話ではなく、今の時代、人生の後半をどう生き延びられるかという「生き方」を教えてくれる。
終末医療のことだけでなく、介護保険や介護施設、認知症、老後資金、葬儀や墓、歳を取ってからの住み替え術、最後は自殺の方法まで言及していて、こんなに真面目に生と死について考察した本は珍しい。
新書のコンパクトさの中にこれだけの内容が詰め込まれているとは、読む前には想像できなかった。
また、小説家でもある著者の交友関係(『ぼくが医者を辞めた理由』の永井明氏や、野村秋介拳銃自殺事件当時の週刊朝日編集長だった穴吹史士氏など)や、その人たちの死に方、死に対する哲学なども知ることができ、読み物としても大変興味深かった。
中高年にはもちろんのこと、若い世代の人たちにも勧めたい1冊である。
紙の本
役立ちそう
2019/04/23 14:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生の最期の迎え方について考えるきっかけになりそうで、よかったです。病院との関わり方が、大事になりそうです。
電子書籍
避けられないテーマです
2018/04/16 23:04
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マグマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
病院に治療を任せきりにすると大変なことになるということを強く警告しています。これは多くの人が認識しているのでしょうが、実際にそのような死に方をしてしまう人がたくさんいるようです。
人の死という、タブーのようなテーマでありながら、きれいごとなど交えずに率直な意見が書かれている本です。
日本人として読んでおくべき一冊でしょうが、少し気が重くなってしまうかもしれません。