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紙の本
いま蘇る柳田國男の農政改革 (新潮選書)
著者 山下一仁 (著)
国際競争力はおろか、高い関税で命脈を保たれる日本の農業。近現代を貫いて横たわる農政の病とは何か? かつて農商務省の官僚だった柳田國男が見出した希望の策を現代に蘇らせる。【...
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商品説明
国際競争力はおろか、高い関税で命脈を保たれる日本の農業。近現代を貫いて横たわる農政の病とは何か? かつて農商務省の官僚だった柳田國男が見出した希望の策を現代に蘇らせる。【「TRC MARC」の商品解説】
この国を深く、真剣に見続けた柳田の目には農業の行く末が映っていた! かつて農商務省の官僚だった柳田國男は日本の農業の弱点を見抜き、改善策を次々打ち出した。が、その思いは時の体制に葬られ、志を継ぐ後輩たちも、やがて忘れさられた。国際競争力はおろか、補助金で命脈を保たれる今日の農業。近現代を貫いて横たわる農政の病とは何か? 柳田が見出した希望の策を現代に蘇らせる。【商品解説】
元農商務省官僚「柳田國男」が目指した健全な農業経営。が、その理想は葬り去られた。近代農業の闇を暴き、柳田を再評価する問題作。【本の内容】
著者紹介
山下一仁
- 略歴
- 〈山下一仁〉1955年岡山県生まれ。東京大学農学博士号取得。キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。経済産業研究所上席研究員。著書に「日本農業は世界に勝てる」「国民と消費者重視の農政改革」ほか。
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紙の本
今こそ「豊かに自給する農業」の確立を
2018/03/13 17:09
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投稿者:ZATO - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は柳田國男の農政論を軸に、明治期から現在までの日本の農業の問題、その根本問題の解決に取り組む農林官僚や政治家、民間の有志達、それらも踏まえたこれからの日本の農業の方向性と実現可能性について、重厚に記述しています。
私は民俗学で有名な柳田國男が農政に関係していたのは、本書で初めて知ったのですが、その慧眼は驚異的であり、そうした正しい政策が実現できなかったこれまでの日本の限界にやるせなさを感じます。
しかし、今や柳田國男が理想とした農業を実現できる可能性は大いに高まっています。農業問題のみならず、わが国が明るい未来を迎えることに関心がある方はぜひ手に取っていただきたい1冊です。