紙の本
着物始末暦
2018/10/18 07:10
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投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後は沢山のハッピーエンドでめでたしめでたし・・・
でも読者としては終わってしまって残念だしかなり寂しいです
名残惜しくて、もう一度第一巻から読み返したくなります
タイトル「結び布」の意味がなるほどそういうことか、
最終巻にピッタリのタイトルだなと感心しました
毎回巻末の「主な着物柄」も楽しみの一つで、テレビの時代劇を見ながら
「あっこれは〇〇縞だ、これは△△文だ」と自然と目が追うようになりました
紙の本
これにて結び
2018/03/24 19:27
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きなシリーズがひとつ、終わってしまった。
さいごまでおみつはおみつだった。
千吉が想像を超える出世。
そしてお糸は縁の布を結う。
紙の本
なるほど・・・
2021/03/01 11:06
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
井筒屋の悠介が後藤屋の隠居と井筒屋本店の立て直しのため、今日に上ることになった。お玉と井筒屋の関係に心を痛めていた綾太郎とおみつは胸を撫で下ろす。一方、余一とお糸に結布という娘が生まれた。メデタシ、メデタシ。
いい作品でした。高田郁のみをつくし料理帖と同じような構成でしたね。もちろん、内容が良かったのでまた中島さんの作品を読みたいと思います。
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シリーズ第10弾で完結
過去の確執に縛られていた心がほろほろとかれていった。自身の出生を恨み続けていた余一にも血縁が出来て本当に良かった。
ただなぜ千吉が大商人のお眼鏡に叶ったのかが知りたかったし、おみつもなんだか可哀想。
千吉の今後が知りたい。
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シリーズ完結。
余一とお糸の夫婦に赤子が授かり、ぎこちなかったこの夫婦が幸せな雰囲気に包まれたのは何よりです。
ただ、六助を襲った男女の真相(井筒屋との関わり)や、千吉が後藤屋に認めれられた理由は謎のままでした。
登場キャラがいまいち好きになれないまま、読み続けたこのシリーズでしたが、幕を閉じるとなると、やや寂しい気もします。また彼らの後日談が出れば読んでみたいです。
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内容(「BOOK」データベースより)
呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は悩んでいた。商売敵とはいえ、三百年続いた京の呉服問屋・井筒屋の暖簾をこのまま消してよいものかと。悩んだ末に相談に行った本両替商・後藤屋の大旦那からまさかの条件を突き付けられた綾太郎は、決着をつけるため、着物始末屋の余一とともに井筒屋へと向かった。一方、一膳飯屋の看板娘・お糸は十五のときから一途に思いを寄せていた余一と結ばれ、これから生まれてくる我が子の幸せを願い、ひと針ひと針、愛情を込めておしめを縫っていた―。市井の人情や温かさを描いた感動の大人気シリーズ、堂々の完結!!
平成30年3月5日~7日
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千吉がどうして大商人のお眼鏡にかなったのか。
六さんを刺そうとした女の正体はなんなのか。
このあたりが消化されないままのは、スピンオフ(外伝)でも出るのかな。
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シリーズ最終巻も面白かったです。
大団円!と言うには、これからが気になる登場人物もいますが。千吉が特に。
愁介と対峙した余一、綾太郎、六助のお話が好きです。余一、兄だと言うのか…と驚きましたが、余一の方が井筒屋出来そうと言う六助に賛同する綾太郎に笑いました。
老舗は妖怪。人より大事なお店、ってなんだろう。。
そして余一とお糸の子どもが遂に!と感無量です。お結布、余一どころか清八からも甘やかされそう。酉の市に家族四人で行こうな、と言う余一がちゃんと清八も家族に入れているところにジーンとしました。
みんな幸せになったらいいな、と思う素敵なシリーズでした。
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何となく読み始めたシリーズ、正直10冊も続くとは思っていなかったが、ここまでお付き合いしたからには結末を見届けたいという気持ちで読み続けた。
終わってみれば、余一と井筒屋との繋がりの謎、桐屋の先代が犯した罪など、当事者が腹をくくれば乗り越えられる程度のことだった。
しかし店主に罪があっても店や奉公人に罪はなし、綾太郎や余一には苦渋の決断だと思うが、これで良かったのだろうと思う。
またおみつの結末としても、これで良いと思う。やはり彼女はお玉に仕えるのが一番だろう。
ただ六助を襲った女の正体や、正吉が後藤屋にどうして気に入られたのかは謎のまま。
余一が予想以上に親バカになりそうなのがホノボノしていた。
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中島要 著 着物始末暦シリーズ、「しのぶ梅」(第1巻)(2012.11)~「結(むす)び布(ぎれ)」(第10巻)(2018.2)、どうやら完結のようです。余一とお糸に女の子、お結布(ゆう)が生まれました!
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L 着物始末暦10 最終
シリーズ最終巻。
お糸は殆ど出番なし。
やはり前巻で終わりしてもよかったな、な蛇足感あり。
最後に作家の書き物があったけど、やっぱり書いてる本人もそう思ってたかぁという点に触れてたな。
おみつと千吉は想定外で奉公人の矜持をみたよ!
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着物始末歴 十
刻の値打ち
対決
わかれ道
結び布
あとがき
付録 主な着物柄
シリーズ終わり。
なんか中途半端に終わった気がする。
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シリーズの最終巻。
余一と糸は幸せを得、気がかりだった井筒屋問題も解決へ。
それぞれのメンバーの幸せを願いながらの最終巻。
タイトル結び布は思いも深い。
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大団円。
最後までおみつはおみつでした。そういうところは、リアリティか あるなぁと思う。
生まれてきた子どもの名前もとても素敵。
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着物始末暦 10 最終編になっていた。
それで、最後の結びとして、題名が、「結び布」、それとも、子供誕生で、おんぶ紐でなく、結び布?なのか、、、と、手に取ってみた。
相変わらず、大隅屋の若旦那 綾太郎が、何もかも、若ボンの至りである。
着物の始末屋の与一も、出生の証を、井筒屋の隠し子であることを、井筒屋を江戸から撤退するために、愁介に吐露してしまう。
話は、色々こじれているのだが、、、六助を刺そうととした犯人の女は、、、?
そして、おみつが慕う元陰間の仙吉が、後藤屋利左衛門に見込まれたこと、、、の理由は?
おみつの選択は良かったのであろうか?、一生 お玉に尽くすのであろうか?
まだまだ、書かれていない部分が、多いのでは、、、と、思ってしまう。
最後のお糸の赤ちゃんの命名に 父親が、男だったら
糸吉と、、、考えていた事にお糸が、糸と吉で結に、、、とで、結布と、、、苦しいこじつけをしているのには、、、なるほど、名前に工夫がしてあったのか、、、と、思ってしまった。
利左衛門の羽織の裏地の粋の良さ、、、、、
江戸から始まったのか?と、思っていた。
母から、羽織地よりも、胴裏に凝って、鷹、寅、龍などを描いたものが、流行った事があるそうで、昔は、さらっと、羽織を脱いだ時に見える裏地が、粋筋な証拠のように言われていたと、、、、
未だに、落語家の人が、高座に上がってから、羽織をさらっと脱ぐ時は、つい目が、行ってしまう。
付録の着物柄、、、
鮫小紋など、よく見られる模様から、鹿子絞り柄のような染め疋田模様、、、
余り、着物の事は知らないのだが、、、子持ち縞と文中に書かれていて、、、はて?どんな柄と、思っていたのだが、、、付録を見て、なるほど、、、この柄をそうゆう風に呼ぶのか、教えて貰った。
着物に興味ある人には、良い本だと思う。
今の人は悉皆屋さんも知らないと、思から、、、、