今宵とびきりのプリン召し上がれ ほろにがカラメルと甘い恋文を添えて （ＣＨＡＲＡＤＥ ＢＵＮＫＯ）

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投稿者：黄龍　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

極度の偏食俳優の圭が悠歩のプリンをきっかけに、顔も名前も知らない2人が手紙のやりとりとを通して惹かれあい、少しづつ打ち解けていく過程がよかった。今時文通ってのがまた古風。

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投稿者：さみ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

淡路先生のオメガバース作品。
手紙を通して心が近づいていく展開がステキです。情景描写も丁寧で二人の恋をとてもロマンティックに縁どっています。アルファとオメガの設定もひねりがあって面白かったです！ラストはプリンの幸せな甘さでした。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「タイトルにはそんな気配はまったくありませんが、オメガバースです。初オメガバース・・・！」あとがきより。

ネタバレがあります。

●母との離別が原因で摂食障害となった22歳で映画俳優のα攻め・絹見　径
●裕福な実家と距離を置く24歳で出張料理人のΩ受け葉室悠歩
●大手の広告代理店に勤める遊歩と仲良しなβの従兄弟・東埜伊吹
●径のマネージャー・国分
○両視点、冒頭は攻め視点なのでご注意

家族はαなのに自分だけΩだったことから、家を出て料理人の道を選んだ悠歩。ところがオメガ嫌いの上司と悠歩を妬む同僚の嫌がらせから、勤めていたフレンチの名店を解雇されてしまいます。そして今は、体調をみながら出張して料理をふるまうフリーとなりました。

そんなある日、従兄弟から仕事を紹介されます。それはとある俳優のもとに毎日通い料理を作るというもの。なんでも極度の偏食家で、このままでは仕事に支障が出る恐れがあるのだそう。それでもはじめは固辞しますが、悠歩のプリンがきっかけで仕事を依頼されたと知り、条件付きで仕事を引き受けますが・・・

お互い顔も名前も知らないまま、料理と置き手紙を介して交流を深め、スキャンダルやオメガへの偏見、径の暴走と事務所の妨害を乗り越え、「運命のつがい」として結ばれるお話です。

料理はともかく今どき置き手紙で親しくなるって、エモくない？

そしてあとがきにあります、淡路水先生が好きなプリンが、物語で特別な役割を果たす手がかりになっているのも素敵〜！

また料理がどれも美味しそうでした。

麻生海先生の、年下攻めの空気感をまとったイラストが、作品のイメージにぴったりでした。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いくら法律で保護されても現実ではオメガだからと差別される世の中で精一杯頑張っている受けが好ましい。
攻めと受けの交換日記のような文通のような交流は微笑ましく温かいが、対称的に攻めのマネージャーの言動が冷たく非人間的で差別的なのがムカついた。