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紙の本
地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」 (講談社現代新書)
著者 青木 美希 (著)
帰還率「4.3%」の衝撃、母子避難者の自死、不正と中抜きだらけの除染…。避難指示解除が進む福島第一原子力発電所近隣地域で進行する恐るべき事態とは。震災から取材を続ける女性...
地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」 (講談社現代新書)
地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」
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商品説明
帰還率「4.3%」の衝撃、母子避難者の自死、不正と中抜きだらけの除染…。避難指示解除が進む福島第一原子力発電所近隣地域で進行する恐るべき事態とは。震災から取材を続ける女性記者が「不都合な事実」を記す。【「TRC MARC」の商品解説】
貧困ジャーナリズム大賞、日本医学ジャーナリスト協会賞特別賞など3賞受賞!
3.11から丸7年。報道が少なくなる中、避難指示解除が進んだ福島第一原子力発電所近隣地域で進む恐るべき事態とは? メディアを通して見せかけの「復興」が叫ばれ、実際には、自治体の「町残し」ばかりが進み、人が消えていく実情──。震災直後から足を運び、取材を続ける唯一の大手紙記者にして、新聞協会賞三度受賞の若手女性ジャーナリストが迫る、大メディアの報じない「不都合な真実」!
3.11から丸7年。すっかり報道が少なくなる中、避難指示解除が進んだ福島第一原子力発電所近隣地域で進む恐るべき事態とは?
現実を無視した「帰還」事業、弱き者への支援の打ち切り……メディアを通して見せかけの「復興」が叫ばれ、実際には、自治体の「町残し」ばかりが進み、人が消えていく実情。
震災直後から足を運び、取材を続ける唯一の大手紙記者にして、新聞協会賞三度受賞の若手女性ジャーナリストが迫る、大メディアが報じない「不都合な真実」!【商品解説】
3・11から丸7年。避難解除が進む福島第一原発近隣地域で進む恐るべき事態。事故から取材を続ける唯一の大手紙女性記者が見た現実【本の内容】
3・11から丸7年。避難解除が進む福島第一原発近隣地域で進む恐るべき事態。事故から取材を続ける唯一の大手紙女性記者が見た現実【本の内容】
目次
- はじめに
- 第1章 「すまん」──原発事故のため見捨てた命
- 第2章 声を上げられない東電現地採用者
- 第3章 なぜ捨てるのか、除染の欺瞞
- 第4章 帰還政策は国防のため
- 第5章 官僚たちの告白
- 第6章 「避難者いじめ」の真相
- 第7章 捨てられた避難者たち
- エピローグ──忘れないこと、見続けること
著者紹介
青木 美希
- 略歴
- 〈青木美希〉新聞記者。朝日新聞東京本社特別報道部所属。原発事故検証企画「プロメテウスの罠」などに参加。「手抜き除染」報道を手がけ、取材班は新聞協会賞を受賞した。
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忘れてはいけない
2018/05/16 16:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AR - この投稿者のレビュー一覧を見る
3.11の原発事故をなかったことにしたい、しようとする人たちの思惑が状況を悪化させてしまった、そのことを伝える良書。1人でも多くの人に読んでもらいたい。
電子書籍
人間の皮を被った怪物たち
2018/10/17 16:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:atom1955 - この投稿者のレビュー一覧を見る
手抜き除染に、原発いじめ、避難支援の打ち切り。すべて、原発事故が原因なのに、被害者は苦しめ続けられている。この国は、人間の革を被った怪物たちに支配されてるようですね。
紙の本
福島第一原発災害の避難地域の現実に迫るノンフィクション
2019/05/15 14:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨今、多くの自然災害が起こりました。その報道の中で原発事故で避難指示が出た地域の現状に関する報道が極端に少なくなっていることを感じる人も多いのではないでしょうか。
本書は避難指示が解除されつつある福島県の原発近隣地区の現状を様々な角度からの切り口で描くノンフィクションです。
除染に使用した水は回収して放射性廃棄物として処分しなければならないのに、多くの現場で川や側溝へ垂れ流しされていて、それを監視監督する省庁も人手不足で対応できておらず、「除染したことになっている」地域が多数ある事。
福島第一原発での「がれき」撤去作業によってセシウムが新たに飛散し、近隣で作付けされていた稲に付着した結果、収穫されたコメから基準値を上回る値が計測されたのに、原因を調査した原子力規制委員会が「原因不明」として扱い、却って福島県産のコメに対する安全性を阻害した事。
他府県へ避難された方への住宅供給制度が、復興ありき・住民の帰還ありきの方針のもと打ち切りとなり、「自主避難者」扱いとなって支援もなくなり、住む所さえなくなっている人が多数発生している事。
避難先の地域に通う学校で「避難者」であることを理由に多くの「いじめ」が発生している事。
この本に書かれているどの事実をとっても、本当に理不尽な思いがこみあげて来ます。2020年の東京五輪を「復興五輪」などと奇麗ごとを海外に発信する前に、もっと国が向き合うべき事実があるのではないかと感じさせられました。
紙の本
原発事故から学ばなければ…
2018/09/10 12:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
福島第1原発事故から、我々は学ばなければいけない!という著者の気持ちが十二分に詰まった内容の本です。
あれだけの危険な事故だったのに、世間の原発への恐怖感が減っていること。
避難者の子どもが避難先の学校でいじめを受ける、いわゆる「原発いじめ」はなぜ頻発したのか。
などが書かれています。
ボリューム満点の内容なので、一気に読み切ろうと思わないで読んでほしいです。おそらく疲れます。