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商品説明
異動、降格、役職定年、転職、独立、大病…。予期せぬ「中年期の転機」にどう向き合うか? 転機を前向きに捉えて乗り越え、その後のキャリアと人生を良い方向に転換するためのヒントを記す。【「TRC MARC」の商品解説】
中年期には思わぬ転機が待ち受ける。不本意な異動、降格、役職定年、転職、独立。はたまたは大病……。ビジネスパーソンは「予期せぬピンチ」をどう乗り越えていけばいいのか。歳を重ねるごとに可能性を広げる生き方とは?【商品解説】
目次
- 第1章 中年期のキャリアで悩んでいる方へ
- 第2章 組織内キャリアで悩んでいる方へ
- 第3章 ライフキャリアで悩んでいる方へ
- 第4章 独立するか否かで悩んでいる方へ
- 第5章 不可抗力な転機で悩んでいる方へ
- 終章 中年期からワクワク過ごすために
著者紹介
石川 邦子
- 略歴
- 〈石川邦子〉2003年、キャリアデザインおよびストレスマネジメントを支援するNatural Willを設立、代表に就任。キャリアコンサルタント。著書に「ダメな上司は耳で聞く」がある。
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転機はピンチ、ピンチはチャンス
2021/08/25 15:19
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投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書では、キャリアの形成とは様々な人生の転機を乗り越えることとして説明し、転機への対応の方法について紹介している。
人生における転機には、中年期の危機(ミッドライフ・クライシス)、大病などの不可抗力な転機、老い、など様々なものがある。中年期の危機とは、40歳以降の中年期において、少しずつ老化を意識し身体的な変化、社会的な役割の変化、家族の介護などの家庭的な環境の変化が起こり、その影響に応じて心理的な危機に遭遇することを指す。この中年期の危機は、キャリア理論や心理学で認識されている。
このように、人生では自分や環境が常に変化していき、様々な転機に直面する。こうした変化を受け入れるしかないと腹を括り、自らを試す機会と捉えて自分を見つめ直すことで、転機をチャンスにして、より成長して主体的に自分らしく生きることができると本書は説く。そして、転機を乗り越えるための考え方や理論、自分を振り返る方法などを説明している。本書では、転機に関する悩み別に悩みのポイントと転機の乗り越え方を説明している。悩みの対象ごとに、中年期のキャリア、組織内キャリア、ライフキャリア(特に女性向け)、独立するか否か、不可抗力な転機(大病)、についてそれぞれ説明し、最終章で、転機の乗り越え方全般についてまとめている。
本書を読んで、人生において転機は様々な形で訪れること、そしてその転機に応じて何度でもアイデンティティを更新してより自分らしさを深化していけることが分かった。自分は本書で説明されている中年期の危機に該当することが分かり、自分の状況がある意味でよくある状況と理解できた。また、今後、病気や災害、老化などの他の転機も人生には起こりうることも認識し、自分をみつめ変化することを受け入れて生きていくことが当たり前のことだと思えるようになった。本書では、様々な理論と自己を振り返る方法論が紹介されていたため、それらを整理して自分でも取り組んでみるとともに、キャリアコンサルタントの活用についても検討したいと思った。