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商品説明
「無知の知」「ロゴス・エトス・パトス」「悪の陳腐さ」「反脆弱性」…哲学・思想のキーコンセプト50を、ビジネスパーソン向けの新しい視点で解説。現役で活躍する経営コンサルだから書けた「哲学の使い方」がわかる一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
★売れています! 7万部突破!!
★NHK「おはよう日本」で紹介されました(11/22放送)
★「使える哲学本」として、ビジネスパーソンから圧倒的支持!
「役に立たない学問の代表」とされがちな哲学は、ビジネスパーソンの強力な武器になる。現役で活躍する経営コンサルだから書けた、「哲学の使い方」がわかる1冊。
【本書で紹介するキーコンセプト】
●第1章 「人」に関するキーコンセプト 「なぜ、この人はこんなことをするのか」を考えるために
・ロゴス・エトス・パトス――論理だけでは人は動かない(アリストテレス)
・悪の陳腐さ――悪事は、思考停止した「凡人」によってなされる(ハンナ・アーレント) ほか
●第2章 「組織」に関するキーコンセプト 「なぜ、この組織は変われないのか」を考えるために
・悪魔の代弁者――あえて「難癖を付ける人」の重要性(ジョン・スチュアート・ミル)
・解凍=混乱=再凍結――変革は、「慣れ親しんだ過去を終わらせる」ことで始まる(クルト・レヴィン) ほか
●第3章 「社会」に関するキーコンセプト 「いま、なにが起きているのか」を理解するために
・アノミー――「働き方改革」の先にある恐ろしい未来(エミール・デュルケーム)
・パラノとスキゾ――「どうもヤバそうだ」と思ったらさっさと逃げろ(ジル・ドゥルーズ) ほか
●第4章 「思考」に関するキーコンセプト よくある「思考の落とし穴」に落ちないために
・シニフィアンとシニフィエ――言葉の豊かさは思考の豊かさに直結する(フェルディナンド・ソシュール)
・反証可能性――「科学的である」=「正しい」ではない(カール・ポパー) ほか【商品解説】
著者紹介
山口 周
- 略歴
- 〈山口周〉1970年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通等を経て、コーン・フェリー・ヘイグループに参画。同社シニア・クライアント・パートナー。
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紙の本
プロセスに焦点を当てて哲学を読む
2021/05/22 21:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:第一楽章 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山口氏は、哲学に触れるにあたり、「何を言ったか」というアウトプットよりも、なぜ・どう考えたのかというプロセスや時代背景こそに注目すべきと指摘しています。現代の科学から見れば陳腐化している考え方もありますし、キーワードだけを拾い上げられても抽象度が高すぎて何を言っているのかわたしにはワカラナイ。また「ソクラテスは/パスカルは/マキャヴェッリはこう言った」なんて、カッコイイ文句だけ拾い上げて紹介したり(「で?」と言いたくなります)、それを自分に都合よく解釈したり、なんてものも目につきます。
こうした理由で哲学というものに苦手意識があったのですが(高校の倫理の教科書もつまらなかった)、プロセスと歴史的文脈に注目した山口氏の紹介や解釈を読むと、なぜそんなことを考えたのかが、哲学者・思想家たちの問題意識がちょっとわかってきて、じゃあちょっと読んでみようかという気持ちが起きます。故に、これはとっても贅沢な大人のための読書案内でもあります。
さて、表現されたものだけに注目するとよくワカラナイけど、歴史的背景や文脈に注目するとなんでこんなことをしようとしたのか見えてくる、というのは現代アートもそうで、『13歳からのアート思考』(末永幸歩)でなるほどと思わされました。美術で言えば現代アートに限らず、またクラシック音楽でもそのようですね(『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』(片山杜秀))。思想であれ、芸術であれ、時間という厳しい審査を経てなお受け継がれてきたものには、それ故の価値があるはずで、ならば上っ面だけではなくて文脈込みでじっくり付き合う方が、得られる楽しみも大きそうです。
紙の本
ワクワク
2020/07/26 01:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まーとん - この投稿者のレビュー一覧を見る
有名な本ですので、評価が分かれるみたいですね。学者や知識のある人にはあまりウケないようです。私は一般人なので、哲学・思想を分かりやすく、簡潔に纏められていて、とても面白く読みました。また知らない哲学・思想もありましたので、ワクワクしながらも読みました。
紙の本
脳内の引き出しが増えます
2019/10/12 15:37
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:one story - この投稿者のレビュー一覧を見る
哲学者の理論の紹介本でなく、実用的な観点で記載されているのが良かったです。盲点となりがちなことに気付けるようになることが色々と記載されており、この本の知識が背景にあることで、批判的思考や課題発見にもつながると感じました。頭を柔らかくし、脳内の引き出しを増やすために皆さんにも一読をお勧めします。