穏やかに生きるために大切なこと
2018/09/16 23:50
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
枡野さんの著書は何冊も読んでいるが、どの本にも教えられる。
本書からは人間の迷いの原因になる「比べる」「とらわれる」から
逃れるための知恵を授かった。
一切唯心造
不安や心配事は心が作り出すもの。
いちばんいけないのは心配ばかりつくりだして自らは何もしないこと
和顔愛語
いつも柔らかな笑顔を心がける
冷暖自知
心の強さとか苦しみに背を向けないこと
34の禅の知恵はどれも心に染みる。教えられる。その教えを悟り切れていない
自分に反省を促す。
本書の教えを胸に刻み幸せを感じ取る感性を研ぎ澄まそう。
所々イラッとする本
2019/12/09 19:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性は子どもが小さいときは仕事より子育てを優先すべき、という趣旨に読める部分があり、イラッとしました。なぜ女性ばかりが仕事か子育てか選ばなければならないのでしょう。今やるべきことは何か、と女性に子育てを選択させるのではなく、男性だって子どもが大きくなったら子育てできないんだから一緒に子育てしようよ!という風に導くこともできるでしょうに。枡野さんの本は好きで何冊か読んでいますが、時々女性を軽んじているなあと感じる部分があり、残念。たぶん無意識に書いていらっしゃるのでしょうけど。
投稿元:
レビューを見る
幸せは求めるものではなく、感じるもの。当たり前の毎日の日常に幸せは在り、転がっていて。だけどほとんどの人がそれを見逃し聞き逃し感じ逃してる。朝日が部屋の中を照らし影を作る美しさ、風に吹かれる気持ち良さ、家族との何気ない会話、ちょっと上手くできたご飯。パリッと乾いた洗濯物。湯気つきの美味しいコーヒー。逃さないようにしなくちゃ。幸せを逃さないで!そこにあるよ!って伝えても行きたいな。
投稿元:
レビューを見る
・
枡野俊明住職のおはなしは、こころの自然治癒力を高めてくれているように思います。
・
好きで、何冊か読ませていただいてますし、お客様にもお送りさせていただいてますが、今回は、角畠がコーディネートに用いているのを目撃して、読みました。
・
必要な方に、真理的なことばたちが沁み入りますように。
・
○見栄という荷物を積みすぎると、やがて心の船は沈んでしまいます。
・
○絶対に手放してはならないものとは何か。
それが見えてきたとき、人生は豊かなものとなっていくのです。
・
投稿元:
レビューを見る
36の禅語になぞらえた説法集。禅語の解説としては分かりやすいものの、表面的な話が多く個人的にはあまり心に響いてこなかった。けど、書いてあるとおりの心持ちで暮らしてみたら今より少し楽になるかもしれないとは思えた。
投稿元:
レビューを見る
「命とは自分のものではない いずれお返しするもの
命を大切にするとは、今という一瞬一瞬を一生懸命に生きること」
という考え方が面白かった。
各項目、冒頭に禅の言葉があり、どういったい意味か5ページほどにまとまっている。
気になる言葉だけでも読めるので、禅の難しい話が長々と続く本よりも読みやすい。
既に知っている自分の単語のいくつかが、もともと禅の言葉だったと知ることができた。
樹木希林さんの遺作、「日日是好日」が見たくなった。
投稿元:
レビューを見る
悩んだ時、不安に駆られた時に読み返したくなるような一冊でした。様々な意見はあると思いますが、自分にとってこの本が心の支えになるなら、それでいいと思います。
投稿元:
レビューを見る
HSP(Highly Sensitive Person)というのは正式な医学用語ではないが、わかりみが深いというか、まさに自分のことだという気がする。そんな私にカウンセラーの先生がすすめてくれたのが、この枡野俊明さんだった。
本書は生きづらいと感じている現代人に、禅語を使ってヒントを与えてくれる本である。といっても、決して難しいものではなく、むしろわかりやすく噛み砕いて教えてくれている。
たとえば、最初に紹介されるのは「一切唯心造」という言葉である。すべては私たちの心が作り出しているもの、という意味である。われわれは何となく、心配や不安というのは外からやってくるものと思いがちだが、じつは自分が作り出している。そして、心配や不安のほとんどが、現実にはまだ起きていない。本当に心配なら、それが起こらないようにできるだけ努力する。それでもダメなら仕方がない。いちばんよくないのは、心配ばかりして何もしないこと。
禅語は意外に身近な言葉である。「一期一会」や「日日是好日」が有名だが、なかには知らずに日常で使っている言葉もある。「主人公」や「挨拶」がそうである。生きるヒントは案外すぐそばにある。ときどきこの本を開いて眺めてみたいと思う。
投稿元:
レビューを見る
仕事が向いてない、辞めたいと思っている今の自分にピッタリの本。一度立ち止まって時間の流れに身を任せてみようと思えた一冊。またしばらくしたら読みたいと思えた。
投稿元:
レビューを見る
毎日1話読んでいる。
和顔愛語 和らぎの笑顔といたわりの言葉をいつも心に
両忘 曖昧さの中に安寧は宿る
無功徳 求めない
喜捨 執着心を漂う雲のように受け流す
日日是好日 不安や悩みは一生続かない
共生 あなたとともに生きている
こんな言葉と生きていく。
投稿元:
レビューを見る
#比べずとらわれず生きる
#枡野俊明
#PHP研究所
川面に映った月のように
流されない気分を持ちましょう
というような考えが一番良かった。
自然の中に人の生きる道を見いだすって素敵なことだなあ。
しかし
後半結婚だの家事育児だのの話が多く、どう考えても夫への不満を抱いている女性を諭すような話が多く不快だった。ジェンダー意識は昭和だった。
しかたないのかなあ。
無理に働かずにお母さんが子どもの成長をゆっくり見たらいいと言うがそれは男性でもいいはずだ。
なぜ女性が家族に感謝の言葉も言われることなく家事育児をするのが美しいと言うのだろう。
そこだけは改善していただきたいものである。
投稿元:
レビューを見る
転職活動中に読んだ一冊。自分を大事にしようと思えました。最近は自分が何者なんだろうかと思い悩んだり、自分の性格で悩むことが多い毎日でした。気持ちや価値観、性格を無理して変える必要はなく、自分の気持ちに正直に生きていこうと思いました。
投稿元:
レビューを見る
美しく丁寧な言葉でやり取りする事、「愛語」
愛情のある言葉づかいをすることで、ひととの関係は暖かくなり、棘のある言葉のやり取りは互いの心を閉ざしてしまう。
ひとは、いつも誰かとともに生きている、心はいつも誰かと繋がっている事、「共生」
お互いの存在がそれぞれの支えになっているということ。
ふたつ、良い言葉に出会えた。
投稿元:
レビューを見る
生と死の捉え方や本当に大切なものだけを持つ幸せについて、禅の教えから学ぶことができる。
特に夫婦関係についての話は、よくあるアドバイスと全く逆の考え方で面白かった。感謝や愛をあえて言葉で伝える必要はなく、そばに居て笑い合うことが重要とのこと。相手を空気のように感じる関係も良いのかもしれないと思った。
投稿元:
レビューを見る
人間関係など 気持ちが少しモヤっとしている時に読むと こうやって考えたらいいんだというのがわかって気持ちが楽になり 改めようという気持ちになる。
本が付箋だらけになりました。