取締役の心得 新版

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、会社の成長のカギは取締役が握っているという考え方をもとに、取締役がどのような役割を果たすべきか、どうのように存在感を出していくべきかを丁寧に解説した書です。取締役は、時として社長の参謀であり、会社の戦略の立案者・実行者であり、管理職の育成を行う責任者であり、リスク管理を行う重要な人材であるべきです。そういった様々な役割をもつ取締役について、その役割、責任、立場などを一つ一つ説明していく画期的な書です。

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投稿者：一読者　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

単純に会社の偉い人ってどんなスキルを身につけてるのか、と気になって読んでみました。
会計に関する知識とか経営に関する知識については、あまり触れられていません。簡単なフレームワークがいくつか紹介されていることと、数字に強くなる努力をすることが記載。これは、この地位についている人は、この辺りの知識は当然押さえていて、改めて書くまでもないこと、ということなんでしょうか。
会社の進み具合を正しくするため、自身が悪者になってでも、社長を立て、社全体の進み方を変えるという記載。大志がないと大変だ、と思いました。頭では、必要と分かっていても、自分は感情的になる事が多いので、とんでもなく難しいことだなぁと。。。
私心を捨てること。稲盛さんも説いてますが、本当にできる人は少ないだろうなぁと。自分ではきっと難しい。。。だから下っ端なのか。
なんというか、取締役になるというのは、覚悟を決めて清水の舞台から飛び降りる、みたいな感じなんですね。