月への吠えかた教えます （モノクローム・ロマンス文庫）

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投稿者：Pico　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

もともと｢アドリアンイングリッシュ｣シリーズや｢フェアゲーム｣シリーズ、｢叛獄の王子｣シリーズ｢ロング・ゲイン｣等、モノクロームロマンス文庫の有名どころは既読で、日本のBLとは違う骨太な展開が好きだったんですが、これは絶っっっ対オススメ！モノクロームロマンス文庫初心者にも、ベテランさんにも読みやすい&萌えてんこ盛りな小説だと思います！

ちょっと値段がお高いので尻込みしてたんですが、他サイトでも軒並み高評価だったので思いきって買ってみて正解！お値段以上に楽しめます！

モノクロームロマンス文庫は男くささが一部読者にとってハードルが高いと思うんですけど、もふもふだし可愛いし、珍しくリバでないし(笑)、ほんわか優しいお話です。

ちょっと重い設定も入ってますが、それを感じさせない爽やかさがあります。
男前で生真面目な俺様ランスが、受でちょっとおどおどしてる純朴なティムに対してだけ、へたれわんこ攻属性を発動していく様がほんと最高でした！
購入を躊躇われてる方に声を大にして言いたいです。
｢この本は、買い！！！｣

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

人犬ものってどうなのかなぁって
疑心暗鬼なところもありましたが、妙に気になって読んでみる。
（M/Mですし）

いやーー面白かったですよ。
そして、犬でした。
クイックとは人間の姿に変身できるようになった犬
マッドクリークはそんなクイック達が住んでいる（もちろん人間も住んでいる）
ランスはそこの保安官（父も保安官）
ランスはクイックの四代目（あまり犬に変身しないし、飼い主ももったことはない）
怪しいと思った新参者のティムの家に
犬（ボーダーコリー）になって潜入するのだが。

ランスが葛藤する心持ちの描かれ方が面白い
内なる犬の気持ちとか（犬がいるんですよ！）
群れを守ろうとする本能とかね。
（でもパーティーの翌朝については笑える）
俺様的なランスですが、実はわんこ属性なので
もうそこがなんともはや・・・許してしまう可愛さです。
それで色々な問題はランスの行動所以だったところも。
（帰結の仕方が秀逸）

種火（スパーク）という設定もなかなか良いです。
犬の本当の気持ちはわかりませんが、
「犬はこういう気持ち」だろうって思うところが
描かれているのがすごい良い。
そうそう！みたいな感じで。
犬だよねーって感じで。

リリーは引っかき回しつつ皆に愛されているのですが・・・
もう大変な騒ぎですよ（笑）
ボーダーコリー一家はもう大変！って感じです。

翻訳ものが大丈夫で、犬好きな方にはぜひ読んでもらいたいです。
（もちろんM/Mが大丈夫な方）

ローマン（ジャーマンシェパード！！）気になるなぁって
思っていたら2作目の主人公！！！
やっぱりねぇって思いつつ読まねばって思いました。

余談ですが人狼って書くとなんかファンタジーな響きがあるけど
人犬って書くと・・・コミカルなイメージになってしまいますね
人猫って書くとオカルトホラー的な・・・
なので人犬ではなくクイックということで（笑）

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投稿者：KoLe　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

レビューに背中を押されて購入。楽しめました。洋物特有のマッチョセクシーも嫌いではないのですが、本書は受がスキニーなのでちょうど平均がとれててよいと思います。
日本のBLはたくさん人外ものがありますが、アメリカにもあるんだと知りました。犬すらかっこよくて惚れ惚れします。うちの犬が人間になったらどんな感じが想像してしまいました。
言い回しや会話にアメリカっぽさが感じられるのも魅力の一つです。
ティムがいかにCostcoの年会費を払えていたのかがちょっと気になりました。ビジネス会員ですかね。

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ワンコ最高でした！
値段で躊躇していた自分をしかりたいくらいです。

人間が犬になるのではなく、犬が人間になれるというのが素敵。
そのため犬要素が強く、もふもふが大好きなわたしはとても楽しめました。
ランスの母も癖のある方ですが、悪い人（犬？）ではなくおもしろかった。

ティムが犬としてのランスと親しくなるけど、人間としてのランスとは距離があるというのがいい。
すれ違いからランスがティムを怒らせてしまうのですが、へこみ方が切ないんだけどかわいいと思ってしまう。
チャンスとして過ごしてきた絆が、ティムにとってどれほど心の支えだったかが伝わってきて、全てを受け入れたティムが素敵でした。

続編もあるみたいなので、読んでみたいと思います。

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投稿者：さな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

キャラクターが魅力的でした。
人間になれる犬達がこっそり暮らしてる町。そこで出会った二人の紆余曲折ありの恋物語。犬の本能に逆らえないのが可愛い。



犬が得意ではないのですが、この本を読んで苦手意識が薄まったかも。

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投稿者：ゆきちん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

真面目で堅物の保安官は見た目クールで危険な男風なのに
犬のシフターだから、中身はワンコ。
人付き合いが苦手で口下手な青年との誤解とすれ違いから始まる
もだもだ愛が、2人共不器用ですごくかわいいです。
どんなにクールで俺様っぽいキャラでも、中身がワンコなので
基本的にみんなかわいいんですよね。

スピンオフがありそうな軍人（正確には軍用犬？）上がりの
クールなキャラも出てきます（でもやっぱりどこかワンコ）。
他の方の感想を見ると続きがありそうなので、翻訳してくれるといいな。

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投稿者：生姜と檸檬　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

町を守るためしているいろいろが、微妙にずれていく感じが読み手を飽きさせず、退屈せずに読めました。
ティムが報われることをただ願ってました。
ランスのモフモフ、ティムの髪の毛のふわふわ、お互いに好ましいと思っている魅力に癒されました。