手の治癒力

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投稿者：くぼたま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

痛いところには自然に手を持っていきますね。また落ち着かないときは髪の毛とか顔とかをなでたりします。
人は母親からなめてもらった動物の記憶をまだ持っているそうです。
それだけではなく手と脳の関係性や手の皮膚感覚の繊細さが触った相手を癒やすということを本書は説明しています。
精神論ではないのです。
マッサージというのは理にかなった痛みへの対処なのです。
この間、定年退職者の送別会に参加したときに退職する方の肩にそっと触れてお別れを言いました。そうしたら握手を求められました。握手した手と手で、お互いの気持ちがより深く伝え合えた気がしました。
「触れ合う」ことは大切のです。

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投稿者：ミッシー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

SNSなどインターネットが普及し、直接人とふれあい、接する機会が減り、様々なコミュニケーションに困難も伴う昨今。疲れやすく傷つきやすい、ストレスを抱えた自分自身を癒すために、様々なツールを用いたり、パワースポットなどに出かけたりする事で、何とか保つことができているのではないでしょうか？
いわゆる「手あて」とは、まさに手をあてることから始まっているそうです。ふれあうことで、体内では気持ちを優しくさせる効果があるオキシトシンという神経伝達物質が分泌され、それだけで副交感神経が優位になり、心身が癒される効果があるそうです。
実際に北欧ではタクティールケアと呼ばれるケアで、認知症の周辺症状が緩和するとの報告も出ています。

今の時代、手あて、スキンシップなど、直接のコミュニケーションを見直してもいいのではないかと思いました。

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あらためて、スゴいんだなぁ……と。古代から手による触れる治療があったとは……。手のあたたかさで、パワーになるというのは、目からウロコですよ！

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投稿者：きりん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

手で癒される感じについて考察されているのが良かった。手に治癒力はあるのでしょうけれど、相手にもよりそう。