「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
公卿会議 論戦する宮廷貴族たち (中公新書)
著者 美川 圭 (著)
天皇家を支えた貴族層のうち、大臣らを公卿という。律令制の導入以降、国政の重要案件は、公卿たちが会議を行って方針を決めた。貴族の政務の実態を解説し、日本の合意形成プロセスの...
公卿会議 論戦する宮廷貴族たち (中公新書)
公卿会議―論戦する宮廷貴族たち
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
天皇家を支えた貴族層のうち、大臣らを公卿という。律令制の導入以降、国政の重要案件は、公卿たちが会議を行って方針を決めた。貴族の政務の実態を解説し、日本の合意形成プロセスの原型というべき公卿会議の変遷をたどる。【「TRC MARC」の商品解説】
限られた上級貴族が集まり、国政の重要案件を論じた公卿会議。この国の合意形成プロセスの原型というべき合議制度の変遷をたどる。【商品解説】
著者紹介
美川 圭
- 略歴
- 〈美川圭〉1957年東京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。同大学博士(文学)。立命館大学文学部教授。著書に「院政の研究」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
貴族たちの政治
2020/04/15 07:43
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
本朝の貴族といえば歌などにうつつを抜かして武士に実権を奪われたという印象を大きく覆してくれる本。公卿たちが会議を通じて積極的に政治に関わっている姿がよくわかる
紙の本
読めば読むほど
2022/02/14 21:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いて座O型 - この投稿者のレビュー一覧を見る
美川先生の概説書は『院政』でもそうなんだけど、淡々とした記述なので、一読しただけだと「ふーん」という程度で終わりかねない。
しかし、しばらく置いておいて、また読み直すと、だんだんそこに書かれている内容の濃さや、指摘されている分析にだんだん気づいてきて、これはちょっとすごい本なのでは?ということがわかってくる。
この本でも、よく知られてる歴史的な事象を中心に記述されているので、一読すると知ってたことのように思いがちなんだけど、そういった事象の間に、考察された経緯や分析が含まれていて、何度も読んで理解が深まると、本の価値が高まってくる。
紙の本
論戦に期待するとものたりないが、古代中世の制度の理解の参考に資する
2018/11/19 13:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えいじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルから,具体的な会議の中身に関することを期待していたが,古代から中世にかけての政務審議の制度変遷が主な内容であった。また,必ずしも公卿会議に関係ないと思われる政治状況等にかなりの分量がさかれており,ややタイトルとの不整合を感じた。
ただ,制度の偏せ殷の状況については,やや難解な面もあるものの丁寧な解説であり,しっかりと読み込めば古代中世史の理解に役立つものと思われる。
紙の本
会議
2018/11/07 06:12
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
公卿が何を話し合っていたのか実際の現場を知る機会がなかった画期的な着目。だが議事録があれば臨場感があって面白かったろう。南北朝後の公卿の仕事も紹介すべきだったようにも思える。