「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、現代的な生活を送る「平成くん」。だが、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人に告げ…。平成という時代と、いまを生きることの意味を問い直す。『文學界』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
社会学者・古市憲寿、初小説。
安楽死が合法化された現代日本のパラレルワールドを舞台に、平成という時代と、いまを生きることの意味を問い直す、意欲作!
平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、現代的な生活を送る「平成くん」は合理的でクール、性的な接触を好まない。だがある日突然、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人の愛に告げる。
愛はそれを受け入れられないまま、二人は日常の営みを通して、いまの時代に生きていること、死ぬことの意味を問い直していく。
なぜ平成くんは死にたいと思ったのか。そして、時代の終わりと共に、平成くんが出した答えとは――。
『絶望の国の幸福な若者たち』『保育園義務教育化』などで若者の視点から現代日本について考えてきた著者が、軽やかに、鋭く「平成」を抉る!【商品解説】
著者紹介
古市 憲寿
- 略歴
- 〈古市憲寿〉1985年東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。著書に「絶望の国の幸福な若者たち」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
愛ちゃん切り替え早っ!笑
2019/01/21 17:49
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふくみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すっごく良かったです!
紙の本
なんだこれ・・・
2019/01/07 23:32
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆるゆるゆる太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平成最後の芥川賞候補作・・・平成最後だから読んで欲しい、そんな作品です。TVでお馴染みの古市憲寿さんが、ここまで面白い作品を書くとは思いもしませんでした。是非、読んで欲しいです。いろんなことを考えさせられる作品です。
紙の本
読みやすかった
2019/05/09 19:13
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すずちゃぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに純文学を読みましたが、読みやすかったです。固有名詞が多いところ、平成が詰まってて面白いなと思いました。安楽死が合法化された社会、死ぬ権利、残される側の想い。余韻に浸れる小説です。
紙の本
AIが変える物理的存在としての人間
2019/05/12 10:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
安楽死というテーマが全体を貫きながら、それを志す者の置かれた状況や思い、実行の方法、残される者の思いが、明るく軽妙に語られる。平成くんが育てたスマースピーカーは果たして平成くんそのものなのか?愛ちゃんを救う実体なのか?いろいろ考えさせられます。全編に平成30年間を象徴する風俗が配置されているのも興味深く読み終えました。
紙の本
無駄も大事。
2020/03/10 21:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なまねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
安楽死が合法化された世界。
平成くんは清潔と体を鍛えること(老化や醜さへの嫌悪?)をよしとする。
肉体的な接触を嫌っているようなのに、ペットの猫の接触は許しているのは矛盾しているが。
合理的なことを好み、痛みや不潔は非合理的ゆえ排除すべきという考えなのだろうか。
だとしたら、人はいずれ死ぬのに、生まれて成長して生きてゆくこと自体がそもそも非合理的だ。
主人公はそのことに気がついているけれど、平成くんとは言葉が通じていない感じがする。
ネット環境が充実して人の一生のすべての記録が可能になったら、その人が死んでもログは残る。
でも、ログがあるからといって大事な人を失った喪失感は埋められない……など、いろいろ考えるきっかけになった。
電子書籍
愛ちゃんが羨ましい。
2019/12/25 12:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
実在する人や物の名前とか、実際の事件とかが、織り交ぜられていて、どこからがフィクションか判らなくなる感じが、面白かったです。
でも、アパレルのブランド名が、やたら書かれていて、何のアピール?という感じが、少し鬱陶しかったです。
セックストイの話から始まっていて、ちょっと衝撃的でした。
個人的に、印象に残ったのはビッグコンテンツの著作権者の家族って、この国で一番自由で、不自由しないってセリフ。
羨ましい限りです。昭和の歌姫の息子さんとか、最近テレビとかで見かけないけど、絶対不自由は、してないよなぁと、思い出した。