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商品説明
日本で20番目の女性裁判官で、80歳の今でも信望が厚い高遠寺静と、お上や権威が大嫌いな中部経済界の怪物、香月玄太郎の2人が挑む5つの事件。老老コンビは難事件を解決できるのか? 『オール讀物』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
介護、投資詐欺、外国人労働者問題……。
「情念よりも論理」の元判事と、「走り出したら止まらない」創業社長の
名(迷?)コンビが難事件をズバッと解決!
「静おばあちゃん」こと高遠寺静は、日本で20人目の女性裁判官で、八十歳となった今も信望が厚く、孫で大学生の円(まどか)と様々な事件を解決してきた。今回、静おばあちゃんとコンビを組むのは「要介護探偵」こと香月玄太郎。不動産会社「香月地所」を一代で築き上げた玄太郎は、名古屋では「立志伝中の人物」と言われ、口が悪いがみんなから慕われてる(第8回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作の『さよならドビュッシー』や、『さよならドビュッシー前奏曲 要介護探偵の事件簿』に登場)。静と玄太郎の老老コンビが5つの事件に挑む。
【第1話 二人で探偵を】大学構内でオブジェが爆発、その中から遺体が発見。
【第2話 鳩の中の猫】老人たちを騙していた投資アドバイザーを懲らしめるため、静おばあちゃんと玄太郎おじいちゃんが立ち上がる。
【第3話 邪悪の家】静おばあちゃんが、認知症の父親が徘徊して悩んでいるという男性の相談に乗ったところ…。
【第4話 菅田荘の怪事件】静おばあちゃんの同級生が、一酸化炭素中毒で死亡。事故なのか、他殺なのか。それとも自殺なのか。
【第5話 白昼の悪童】超高層ビルから鉄骨が落下事故して、玄太郎おじいちゃんが……。【商品解説】
収録作品一覧
二人で探偵を | 4−64 | |
---|---|---|
鳩の中の猫 | 65−121 | |
邪悪の家 | 122−181 |
著者紹介
中山七里
- 略歴
- 〈中山七里〉1961年生まれ。岐阜県出身。「さよならドビュッシー」で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。ほかの著書に「静おばあちゃんにおまかせ」「護られなかった者たちへ」など。
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電子書籍
にんまり
2019/02/23 18:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか愉快な要介護おじいちゃんと静さんコンビ!
読んでてニンマリしたり、お~~~凄い発想!と思ったり面白く読みました。
世の中は歳を重ねると老害とか、マイナスイメージが先行してしまいますが、元気ではつらつと歳を重ねたいと願いました。
紙の本
突っ走る老人
2019/02/02 20:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
判事を退官した静おばあちゃんと名古屋の叩き上げ建築屋社長の玄さんの正反対タイプの老人たちが事件を解決していきます。
ミステリーの主役も老人たちになってきたか・・・高齢化社会も極まれりって感じですが、
経験豊富な老人たちが知識経験と戦後を乗り切った根性絵突っ走って小気味いいです。
紙の本
玄太郎さんの啖呵が痛快
2020/03/08 12:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の思うがままに人を怒鳴りつけ、事件解決に向けて爆進する玄太郎さんが愉快な本。静おばあちゃんは少し分別臭いし、元判事という立場をいつまでも振りかざしているように見えて何だかなあ。