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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
逆の発想で、幸せになる為に心がける大切な事という感じが好きだ。
気持ち次第で、幸せは作れるものだと改めて思う。
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投稿者:tolk - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者のヒュッゲがとてもよかったので、2作目のリュッケも購入しました。こちらもとても満足できました。
北欧の人々は時間にこだわり、豊かな生活を送っている。お金がたくさんあるから幸せになれるわけではないけれども、幸せになるためには必要。著者も述べているようにバランスの取り方がとても難しい。
日本人は世界に比肩する国がないほど便利で快適だが、とても速いスピードの中で暮らしている。
デンマークが理想の国であるわけではないけれども、日本人がスピードと快適さの中で見失ってしまったものを見つめ直すヒントをデンマークのヒュッゲやリュッケから見つけられると思った。
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
リュッケってなんだ?って思ったら、ヒュッゲの原点で「幸せ」ってことらしい。
毎日を前向きに、心穏やかに凄し、人生を楽しむにはどうすればいいのか。
現代社会をセコセコ生きてる我々には結構難しいかもですが、心構えだけでも知っておきたい。
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北欧ファンにはたまらない本と想像する。でも、似たような本が他にもいっぱいあるから、新鮮さがなく、北欧の自慢話ぽく感じ少し鼻につく。
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ヒュッゲに興味を持ち、本書も手に取った。ヒュッゲの原点「リュッケ(幸せ)」について詳細なデータから書かれた本。北欧の人々はゆたかさをひけらかさず慎ましく暮らしているようだが、幸福度が高い生活を送っている。翻って日本は便利だけどなんだかギスギスしているなーと思った。もちろんデンマークが完璧ではないので日本にも良いところはたくさんあるが、今一度生活を見直してみたくなる本だった。
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191217*読了
HYGGE(ヒュッゲ)が有名ですが、図書館でLYKKE(リュッケ)だけあったので、先にこちらを読むことにしました。
まずデザインがかわいい。それだけで手に取りたくなります。
税金が高い分、社会保障が充実しているというのは、北欧の国が幸福度が高い理由としてよく聞きます。とはいえ、デンマークの人口は550万人(!)だそうなので、そのまま日本も制度をマネしましょうってわけにはいかない。
日本は遥かに北欧よりもGDPで見れば豊かだし、ごはんはおいしいし、清潔だし、何でもあるように思うんだけど、幸福度は低い。
そこでデンマークの例を見てみると、コミュニティでのつながりだったり、自転車に乗ることを国として推奨しているので自転車専用道路が充実していて、国民がやたらと自転車に乗っていたり、教育の仕方も日本とは違う部分があったり。
コミュニティでのつながりは日本の特に都会だとかなり薄いと思います。隣人と親しくなろう、という話がありましたが、なかなか難しい…。コミュニティで家庭菜園を作ろう、なんて話も。
人とのつながりが幸福を作ることはわかったので、日本ではどんな風につながりを作るかを考えることが大切。
また、人に親切にすること。これはすぐにでも始められそうです。道に困っている人を助ける、とか。電車で席を譲る、とか。
日本人は根はとても優しいんだけど、シャイだし、変に思われたらとか親切を断られたらとか思っちゃう部分があるので、これまたなかなか行動に移せる人は少ないかも。
とはいえ、親切の輪は広げるべきですね。本当に。
日本ほど恵まれた国はないと思うからこそ、この国に生まれたことに感謝して、みんなが幸福感を得られる行いができたらなぁ。わたしは幸福です。
あと、仕事の話が刺さりました。大好きな仕事を立ち上がる、の部分はもう一度読み返します。
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椅子取りゲームは「少ない資源をいかに奪い合うかを教えるゲーム」
自分の子供には十人でどうすれば一つの椅子に座れるか、皆で楽しみながら考えられるようになって欲しい。
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苦手な横書きだったが、大変読みやすく、読後はポジティブな気持ちになれる良作でした。論文引用が多いため、信憑性が高く(おそらく)、常に納得し知識を得られ、心地よい満足感で一杯になった。ポジティブになりたい時にまた読み返したい。そして、無性に北欧に行きたくなった。
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「みんなが思いやりを持つことができれば、世界はもっと良くなります」
といった綺麗事が並べてあって胡散臭いような印象もあるのだけれど、わかりやすくデータが差し込まれているので、ついつい納得しながら読み込んだ。
かわいいイラストや写真も折り込まれていて、試験結果の表示がわかりやすい。
そのデータも都合の良いところを切り貼りしているのではと疑ってしまうくらい、疑心深い人間なのですが、読み終わったあと…
誰かに親切にしたくなった。
毎日、自分が親切にできたことをリストアップしてみたいと思った。
読んでよかった。
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大切なことは何か、幸せを感じるってどういう環境なのかを教えてくれる。読んでるとリラックスしてくる本。
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体験は投資だと考えましょう。体験することで、「幸せな思い出」や「自分自身の人格形成」に投資することができます。(p.111)
世界一の青色研究家になるには、さざまな観点から青色を見なくてはなりません。
歴史的観点(英語では「貴族の血筋」をなぜブルー・ブラッドと呼ぶのか)とか、科学的観点(空はなぜ青いのか)とか。解剖学的観点(ヒトの感覚は何種類の青色を見分けられるか)や遺伝学的観点(青い目がまれなにはどうしてか)も欠かせません。
写真家の観点からは、日の出前や日没後に空が濃い青に染まる時間帯(ブルーアワー)がどうして魅力的なのかを追求する必要があります。青は英語でblue(ブルー)、ドイツ語ではblau(ブラウ)、フランス語ではbleu(ブル)と似通っているのに、スペイン語ではazul(アズリ)、ポーランド語ではniebieski(ニエビエスキ)、フィンランド語ではsininen(シニネン)というのか――言語学的な観点も忘れずに!
青色研究家として、お金をためて訪れる場所はどこがいいか、想像してみてください。
モロッコ北部のリフ山脈にある、「シェフシャウエン」という青一色の街や、エチオピアの青ナイル川、もしくはオーストラリアのブルーマウンテンズもいいですね。生い茂るユーカリの木に含まれる化学物質で山全体に青い霧がかかったように身めることから、この名前がついたそうです。
幸せへの最大の障害は、劣等感や疎外感です。優れた都市は、市民にそういった気持ちを感じさせません。
「先進国というのは、貧しい人が車を持つところではありません。お金持ちが公共交通機関を利用するところです。お金持ちが歩くところ、自転車に乗るところです。お金持ちも貧しい人も平等に、講演や歩道、公共交通機関で顔を合わせる街づくりをするべきなのです」(pp.136-137)
子どもの教官力を高める5つの方法(p.213)
1.散歩しながら妄想する(散歩中通りすがりの人の人生を見た目から想像する)
2.表情を描く(様々な感情の顔を描く)
3.見つける(ある一つの気持ちを決めて、それを見つけるたびに報告してもらう)
4.ジェスチャーで示す(鏡の前に立ち、身振り手振りで話した内容を伝える)
5.音を消してみる(映画やアニメを音なしで再生し、登場人物の表情について話し合う)
機内でファーストクラスを通り抜けて着席したエコノミークラスの乗客は、エア・レイジを起こす確率がより高いのだそうです。(中略)この研究は、反社会的行動を防ぐために、飛行機やオフィス、スタジアムなどのデザインだけでなく、社会全体のデザインも考慮にい入れることが重要だと示しました。(p.224)
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幸福に関わる6つの事柄についてまとめて書かれていて、何が人間にとっての幸福につながるのかわかりやすかった。
また各地域の取り組みが興味深かった。
今後6つの事柄を意識して生活してみたい。
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幸せは長い目で見る=感情的側面ではなく、認知的側面を見る。
フランス人のたべ方をまねる=誰かと一緒に時間をかけて食べる。
アナログ仲間をつくる。
ゴールよりプロセスを目標にする。
前払いして、後で楽しむ。
他人と比較しない。顕示的消費になっていないか。
韓国は自殺が多い。アメリカをお手本にした。格差が多いことが理由。
お金がなくても質の良い暮らしを楽しむことができること、がデンマークの価値。
幸福とお金は切り離す。
車ではなく自転車で行動する。
豊かさとは多くの富を所有することにあるのではなく、少ない欲求を持つことにある(エピクテトス)
大きな買い物は特別な機会まで取っておく。
スマイルファイルをつくる=もらった誉め言葉を書きとめる。
お金を使わない遊び仲間をつくる。
幸せだからお金を引き寄せる=幸福度が高い人ほど収入が高い。
デンマークでは自由の意味が違う。経済不安を無くすことが自由の前提となっている。
デンマークは、喫煙率、肥満、飲酒率も高い。それらも自由。
自転車による運動率が高い。
旅行の27%が自転車。
健康にいいから、ではなく楽で便利だから、自転車に乗る。運動とはとらえていない。
ウォーキングの習慣=夕食の後散歩に出かける。
森林浴をする。
心の不調をかくさない。韓国ではうつによる自殺が多いが、抗うつ剤の使用量は少ない。デンマークは多い。精神疾患を隠さない。
選べるという自由さ。自由度指数は4位、日本は28位。
時間を自由に使えること。
ポルトガルは、子供の面倒を祖父母が見ることが多い=子供による時間制約が少ない=子供をもつ幸福度が高い。
仕事を選ぶときは、収入ではなく満足度に焦点を当てる。
締め切り時間をつくって、時間を節約する。
在宅勤務で通勤時間を節約する。
信頼する。ベビーカーを眠っている子供ごと外においたまま店に入れる。
生徒をランク付けしない。8年生まで成績表はない。
韓国では皆が整形する。
「やっていないのはあなただけ」=競争社会の象徴のようなCM。
成果主義のタイガーマザーと、個性重視のエレファントマザー。
飛行機は格差の縮図。ファーストクラスがあるほうが、顧客のイライラは募りやすい。
特別な日出なくても、ちょっとしたプレゼントをあげる。受付の人に名前で呼びかける。心からの誉め言葉をかける。
情けは人の為ならず=自分に戻ってくる⇒利他主義のほうが自分が幸せになる。
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他者と共に生きる。
人にやさしく。
自分のしたいことを大切に。
適度に運動を。
どれも当たり前なんだけれども、それが難しい。
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リュッケとは、幸せという意味だということですが、幸せな生き方に興味がある私にとっては、学びのある本でした。
利他主義=他人が幸福であることに関心を持つことが幸せにつながるという考え方は、一般的な考え方ではありますが、日常の暮らしの中にどのように取り込んでいくか、デンマークの風景が目の前に浮かぶようでした。
挿絵もとても素敵です。