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商品説明
異国襲来と天変地異で、神威高揚はなぜ起こったのか? 民衆、特に「悪党」の視座から中世の風景を再現して動乱の政治史を描き、神の国の勃興する時代の空気を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
それにしても、祈禱という現実的な効果のまったく期待できない政策がこれほどまでに重んじられ、大風が吹いたのも神の加護のおかげだと考えられるようになったのは、なぜなのだろう。
異国襲来と天変地異で、神威高揚はなぜ起こったのか。
民衆から中世の風景を再現して動乱の政治史を描き、神の国の勃興する時代の空気を切り取った、名著の大幅増補改訂新版。
【それにしても、祈禱という現実的な効果のまったく期待できない政策がこれほどまでに重んじられ、大風が吹いたのも神の加護のおかげだと考えられるようになったのは、なぜなのだろう。「我が朝は神国なり」と言って伊勢神宮への奉幣(宝物の献上)にこだわる朝廷、神領興行法という不可解な法令を出して武士たちの所領を奪い伊勢神宮に与えた幕府─このような神威しん いの高揚はどうして起こったのか。】…第一章より【商品解説】
目次
- 本書の主な登場人物の生没年比較
- 第一章 異国の襲来
- 彗星
- 正安の蒙古襲来
- 十四世紀のキーワード
- 第二章 神国の誕生
- 中世の神風
- 神国日本の民衆運動
- 《コラム》時空散歩・歩いてみれば1 神崎荘東妙寺と異国降伏祈禱
著者紹介
海津 一朗
- 略歴
- 〈海津一朗〉1959年東京生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。和歌山大学教育学部教授。専攻は日本中世史。著書に「中世の変革と徳政」「蒙古襲来」など。
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この時代の歴史は面白い
2022/01/23 20:22
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりにも、建武の新政に対しての期待が大きすぎたため、わずか数年でその政権は瓦解した(先の民主党政権の崩壊のように)。しかし、機を見るに敏な悪党、赤松氏らは尊氏という神輿を担いだ、この時代の歴史は複雑だが面白い