硫黄島 国策に翻弄された130年
著者 石原俊 著
小笠原群島の南方に位置する硫黄島。日本帝国が膨張するなか、無人島だったこの地も一九世紀末に領有され、入植・開発が進み、三〇年ほどで千人規模の人口を有するようになった。だが...
硫黄島 国策に翻弄された130年
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商品説明
小笠原群島の南方に位置する硫黄島。日本帝国が膨張するなか、無人島だったこの地も一九世紀末に領有され、入植・開発が進み、三〇年ほどで千人規模の人口を有するようになった。だが、一九四五年に日米両軍の凄惨な戦いの場となり、その後は米軍、続いて海上自衛隊の管理下に置かれた。冷戦終結後の今なお島民たちは、帰島できずにいる。時の国策のしわ寄せを受けた島をアジア太平洋の近現代史に位置づけ、描きだす。
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島史
2022/02/21 05:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦時中の出来事だけでなく人が移り住み現在に至るまでの歴史をひも解いた貴重な本。悲惨な歴史が今も影を落としている現状も訴えている。
有名で、知られていない島
2021/07/29 23:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
硫黄島といえば多く人が第二次世界大戦末期の激戦を思い浮かべることだろう。ではこの島の歴史をそれ以外、どれだけ知っているだろうか。硫黄島の「国策に翻弄された130年」は日本近代史を煮詰めたようなものなのかもしれない。