電子書籍
なんか
2020/09/01 07:15
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
親しみがわく。というのも、私の母親が正子で、年齢も同じくらい。
母親は女優ではないが母親が頑張っている!と勝手に置き換えて読んだら面白い!
紙の本
70代半元女優
2023/05/03 00:26
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔法的な力を持っているか、おばあちゃんの知恵的な膨大な知識で問題解決してくれるのか、と思ったら全然違った(笑)
夫と死別し、土地を売ろうにも家屋解体費用がないためどうにか金儲けしようといろいろしていくうちに道を開いていく老女とその仲間たちです。
何歳になっても目標をもって突き進めって気分になります。
紙の本
前向きに転身!?
2020/09/04 13:51
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ご主人の死後、家を売って・・・という普通の未亡人の人生かと思ったら、思わぬ人たちの協力で現代はやりのことやら、思わぬことに手を出して、自分の存在価値を楽しんでいく。
いくつになっても野心は持ち続けたいと思った。
勿論小説だからうまくいくのでしょうけれど。
登場人物、皆がそれぞれの優しさを持っているのも魅力かな。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫が亡くなったことをきっかけに仮面夫婦だったことがバレてしまい、しかも夫には多額の借金があったことも発覚する。
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柚木さん、好きだったんだけどなぁ。。。
どうしちゃったんだろ、っていうくらいひどい出来と思ったんですが、もしかしたら私自身が年を取って彼女の描くものに感化されなくなっただけなのかも。
デビュー作の終点のあの子とかほんとうによかったのに。
出てくる登場人物全員が好きじゃなかった。魅力的じゃなかったし、相変わらずのドタバタっぷり。
いろんな映画作品の比喩と最近話題になったものなどつめこみまくっていて、読んでいて疲れた。
直木賞ノミネートされているのか。。。うーん
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例えば、「風と共に去りぬ」のような映画の中で、白人がこうあってほしいと思うとおりの行動をする黒人のことを、マジカル黒人というらしい。
本書は、世間が求める老婆像を抜け出し、奔放な自分を取り戻そうとする老女が主人公だ。
章ごとに状況が展開するさまは、意外性に満ちていて、読者の思い込みや予想は確実に裏切られる。
結末も例外ではないが、ここまではじけると、むしろ清々しい。
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75歳を目前に再デビューした元女優の正子。
しかし、夫の死により仮面夫婦であることが
バレてしまい、さらに夫には多額の借金が…。
正子の姿を痛快に描く老境エンターテイメント。
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74歳にして人生現役。やりたい事いっぱい、アイデアいっぱい。意地悪さと根性があわさって痛快なキャラクターでした。本音を言えば自分の祖母や実母がこうなら困る。でも、私は一部分こうなりたい、と思う所があった。マジカルグランマなんてまっぴらごめんだ。でも、そうあった方が余生はきっと生き易い。その道を選ばなかった正子がとても好きです。「誰かの犠牲や献身で生まれた幸せはある日突然終わってしまう」の一文に何度も頷きました。私は専業主婦だけど、その中で私の人生を最後まで謳歌する方法を何年かかっても見つけていくんだ。
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もしかして75歳って老人って呼んじゃいけない年齢なんじゃない?
まぁ、多少は身体の自由が利かなくなったり疲れやすくなったりしてるかもしれないけど、それでも今の40代50代に比べたらずっとずっと「元気」なのかもしれない。
自分の周りの75歳を思い浮かべてみても、かなり、元気だ。
今作に出てくる正子も、精神的にとても元気だ。なんというか、生きる力が強い。
へこたれないというか折れないというか、転んでも道に落ちているお金を拾うまではただじゃ起きないというか。
次々起こるトラブルに、少しへこんだとしてもすぐに立ち直るというか立ち上がって別の方向から前に進もうとする、その姿勢の潔さたるや。
こんな75歳、おらんやろー、75歳なんてもっと弱々しくて、世話を焼いてあげなきゃなんない年齢だよ、なんていうのがそれこそマジカルシルバーなんだろうね。
元気なお年寄りについて描いていると思わせて、男だとか女だとか、大人だとか社会人だとか、いろんな「役割」を押し付けられている世の中の全ての人にとってのマジカルを考えさせられる小説だ。
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正子74歳、元女優、映画監督と結婚するも、夫とは4年も話していない。女優業を再開しようとすると、白髪はむしろ染めない方がいいとアドバイスされる。そして、仕事がうまくいき、そして大嫌いな夫が死んでくれた!やっとこの家を売って自由になれる!正子の人生は、信じられないような方は向かっていく・・・
なんだこの小説は。タイトルから、何でもやってくれる素晴らしいおばあちゃんの話かと思っていた。そんな話じゃなく、弱気だったり、強気だったり、ケチケチしたり、嫉妬したりする「一人の女性の流転記」だった。
とにかく、どんどん予想もしない方角へどんどん転がって行く正子の人生が面白い。そして、こんなことあるわけないだろーと思いつつ、でもあるかもなーという抜群の「空想的リアリティ」が巧い。
理想的な優しいおばあちゃんじゃなくて、内に色々秘めた貪欲な74歳の話。「マジカルグランマ」というタイトルにも大いに考えさせられる。まさか「マジカル◯◯◯」から来てるとは。(バナナではないです。)
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映画監督の妻で元女優の主人公・正子は、74歳にして携帯電話のCMで大ブレイクするが、夫が突然死した際に受けたインタビューの発言が元で大バッシングを受け、全ての契約が破棄される。
夫のファンだと言う娘・杏奈が現れ、奇妙な同居生活がはじまり・・
ストーリー展開が非現実的な上に、主人公に好感が持てないため、あまり楽しめなかった。
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柚木麻子 著「マジカルグランマ」、2019.4発行。皆様の感想では好評、75歳の元女優さんの生き様に拍手を送る方が多いようですが、私は、男性だからか、お化け屋敷があまり好きでないからか、読むのに難儀しました。はっきり言いますと面白くなかったです。でも柚木麻子さんの作品ですから最後まで読了しましたw。ひとつ心に残った言葉があります。「本物は他人の目なんて気にしない」
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夫の死後、自分のやりたいことを貪欲に、うまく人に頼りながら叶えようとする正子さんの強さに脱帽。
自分がやりたいこと、なりたいものに挑戦することに、年齢は関係ないんだと、勇気が湧いてくる。
正子さんの図太さ、執念深さを見習いたい。
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ぶっ飛んでる展開が柚木さんらしいw
意外なラストが、これまた面白い!
こんなオバアちゃんが身近にいたら、飽きないだろうけど、大変だわね!www
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正子は75歳の元女優。携帯電話のCMで再デビューを果たし、順風満帆かと思いきや、ある出来事をきっかけに事務所を解雇され、急遽お金が必要な状況に。周りを巻き込み、逆境を跳ね返す生き方はマジカルグランマ(理想のおばあちゃん)像をぶち壊す!
読み進めるのに時間が掛かってしまった。
あんまり正子さんのキャラが好きになれなかったのが要因かな?