- 販売開始日: 2019/04/30
- 出版社: 日経BP
- ISBN:978-4-296-10259-4
カリスマ失墜 ゴーン帝国の20年
著者 日経ビジネス
■日本を熱狂させ、失望させたカリスマ カルロス・ゴーンとは何者だったのか?2018年11月に突如逮捕されたカルロス・ゴーン氏。倒産寸前の日産自動車を再建し、カリスマ経営...
カリスマ失墜 ゴーン帝国の20年
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商品説明
■日本を熱狂させ、失望させたカリスマ カルロス・ゴーンとは何者だったのか?
2018年11月に突如逮捕されたカルロス・ゴーン氏。倒産寸前の日産自動車を再建し、カリスマ経営者として脚光を浴びた男は一夜にして転落した。
会社を私物化して日産に損害を与えたという「特別背任」などの罪に問われている。
今や、その存在が"全否定"されたかに見えるゴーン氏。「日経ビジネス」が追い続けた20年の軌跡をたどると、知られざる姿が見えてくる。
■20年の支配の"功罪"を検証 経営手腕は本物だったのか?
ゴーン氏が日産のV字回復で見せた手腕は実に鮮やかだった。
来日後すぐに現場の生の声を吸い上げてプランを練り、有能な人材を引き上げ、組織を変えて、成果を生んだ。
本書では緊迫する当時の社内の様子、経営幹部の苦悩、部品メーカーとのせめぎ合い、そして日産がどう変化したかをエキサイティングに描く。
■いかにして絶対権力を握ったのか? 日仏連合を支配する"皇帝"になった理由
提携時の契約では、「CEOとCFOは日産が決め、COOはルノーから出す」ことになっていた。
だが、COOになったゴーン氏の手腕に日本人の経営陣は感嘆。リストラやコスト削減で生じる反発の矢面に立つCEOにゴーン氏を就けた。
カリスマに「依存する」道を選んだことが、ゴーン氏が皇帝のように君臨する道を開いた。
■「幻の日仏米連合」「不平等条約」… 歴史から見えるゴーン氏の野望と実像
本書ではゴーン氏が狙った米ゼネラル・モーターズとの幻の資本業務提携や、日産とルノーの「不平等条約」の実態など、日経ビジネスが追い続けたゴーン氏と日仏連合の20年間の軌跡を克明に描く。
目次
- 第1章 混迷 カリスマの功罪
- 「ゴーン支配は日産に何を残したのか」
- ゴーン改革20年の功罪
- 第2章 降臨 フランスから来た男
- 「倒産秒読みの日産に舞い降りた『救世主』」
- ルノーとの提携で日産は生まれ変わるか
- 第3章 破壊 大リストラと系列消滅
- 「軋轢恐れず企業文化を破壊」
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日経BPの記事で振り返る20年のゴーン史
2021/01/11 17:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
倒産寸前の日産に6000億円もの投資で救済に入ったルノーが送り込んできたのがカルロス・ゴーン。1999年から2002年までの日産リバイバルプランの功罪、ルノーにとってキャッシュカウとなりさらなる日産の価値向上を図ったVプラン、そこから徐々にコミットメントが達成できずに国内の販売不振が継続しカルロスゴーン自身がルノーCEOとの兼務でGMとの提携破談、電気自動車リーフの苦戦、中国市場での一定の成功と続き、最後に大きな仕事は三菱自動車のグループ化であった。日産リバイバルプランが成功したのはコストカットの余地が大きかったこと、この時期に研究開発に投資できなかったことが現在の苦境に結びついている点も見逃せない。
おもしろい
2019/05/20 11:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
頂点から転落の過程が、詳しく描かれていておもしろく読めました。しかし、数年後のゴーンへの評価が、興味深いです。
あまりおすすめしません
2021/03/29 08:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Masaru_F - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回ゴーン事件が公けになってから書いた記事が少なく、情報として読んでいてささるものが少ないように感じた。過去彼がどう評価されていたかを掲載するのは良いと思うが、新しいものとのバランスが悪いと感じる。