夜叉萬同心 本所の女
著者 辻堂 魁
夜叉萬と綽名される北町奉行所の隠密廻り方同心・萬七蔵。その御用聞を務める元女掏摸のお甲は、幼い頃に自分を捨てた母・お泉と再会。お泉から、岡場所より消えた武家の内儀を捜して...
夜叉萬同心 本所の女
商品説明
夜叉萬と綽名される北町奉行所の隠密廻り方同心・萬七蔵。その御用聞を務める元女掏摸のお甲は、幼い頃に自分を捨てた母・お泉と再会。お泉から、岡場所より消えた武家の内儀を捜してほしいと依頼される。一方、七蔵は本両替商の手代・惣三郎が行方不明となった事件を追うが、二人はやがて、暗い欲望を持つある男の元へ辿り着く――。名手による傑作シリーズ!
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大好きな本です。
2020/01/02 11:24
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は、お甲さんにスポットが当たる作品でした。
お甲さんの過去は掏摸の娘で、母親と早くに別れたくらいしか知りませんでした。
私の早合点なのか、母親はてっきり亡くなったものだと思っていました。
しかし、再会、お甲さんの活躍、そして母親との別れ…お甲さんの健気さに胸を打たれました。
この巻ばかりは、七蔵は脇に追いやられた感じで、「それも良し」と穏やかな笑顔を浮かべる七蔵を想像しています。