宵の凶星 風烈廻り与力・青柳剣一郎[45]
著者 小杉健治
盗みの嫌疑をかけられた義弟を救え! 剣一郎、幕閣に斬り込む! 風烈廻り与力・青柳剣一郎は見廻りの途上、岡っ引きに追われている男と遭遇。男の残した荷を検めると、中には極上の...
宵の凶星 風烈廻り与力・青柳剣一郎[45]
商品説明
盗みの嫌疑をかけられた義弟を救え! 剣一郎、幕閣に斬り込む! 風烈廻り与力・青柳剣一郎は見廻りの途上、岡っ引きに追われている男と遭遇。男の残した荷を検めると、中には極上の反物が。なんと、将軍家へ献上された加賀友禅だった。まさか、江戸城へ盗賊が? 逃げた男は死体で見つかり、加賀藩も隠蔽に動く。剣一郎は、義弟の西の丸御納戸方・湯浅文七郎へ協力を頼むが、探索を始めた文七郎は何者かに盗みの濡れ衣を着せられ、窮地に! はたして、二人の運命は?
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青痣与力中心に話が進み、久々に面白かったです。
2019/05/18 08:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだかこのところ青柳剣一郎自体のかっこいい出番が少なくなってきていたようでした。
今巻の剣一郎がかっこよかったかどうかは別として、彼の出てくる場面が多かったので、ほっとしました。
さらには当時の手下だった文七(今は義弟の湯浅文七郎)も侍らしくなって、事件に巻き込まれたものの無事に解決し、文七郎の姉で剣一郎の妻・多恵も心が和らいだと思います。
倅・剣之助も少し登場し、婿・高岡弥之助もちらりと出てきたので、心和みました。
ただ、藤沢周平らと比べると昨今の作家さんは情景描写よりも会話に急ぐ感じで、物語の膨らみに欠けるのが残念です。