藤澤清造追影
著者 西村 賢太
父親の犯罪から一家離散し、十五歳から独り東京を流浪。その途次で出会った藤澤清造。芝公園で狂凍死したこの大正期の私小説作家に傾倒し、“歿後弟子”となった西村賢太が綴る“師”...
藤澤清造追影
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商品説明
父親の犯罪から一家離散し、十五歳から独り東京を流浪。その途次で出会った藤澤清造。芝公園で狂凍死したこの大正期の私小説作家に傾倒し、“歿後弟子”となった西村賢太が綴る“師”の孤影と残像。交感する魂の響き。さらに下町、江戸川の畔に生まれ育った著者が、東京という自らの<故郷>について語る、「小説現代」誌の名物連載エッセイ「東京者がたり」を合わせ、二人の私小説作家、二つの時代、二人の人生を、横断的に描き出す名随筆集。
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「東京者がたり」は良かった
2025/04/01 23:14
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤澤清三に関するエッセイを集めた部分と、東京の各地に関するエッセイを集めた「東京者がたり」に分かれている。前者はいつものことなので特に目新しいものはない。後者はなかなか面白かった。東京の地理に詳しい方ならもっと楽しめると思う。