北の富士流
著者 村松友視
いまや「日本一着物が似合う男」としてNHKの大相撲解説で人気の北の富士勝昭。第52代横綱であり、親方として千代の富士、北勝海の二人の横綱を育て上げた名伯楽であります。そん...
北の富士流
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商品説明
いまや「日本一着物が似合う男」としてNHKの大相撲解説で人気の北の富士勝昭。第52代横綱であり、親方として千代の富士、北勝海の二人の横綱を育て上げた名伯楽であります。そんな北の富士の男としての魅力を余すところなく綴ったのが本書であります。老若男女全ての大相撲ファン、いや全日本国民、必読の一冊!
【目次より】
第1章 北の富士前夜、北海道のけしき
第2章 私と相撲の遠距離交際
第3章 猛稽古と遊びの方程式
第4章 出世みち三歩進んで二歩下がる
第5章 破門から初優勝への大逆転
第6章 ライバル玉の海との出世競争と熱き友情
第7章 「夜の帝王」と「ネオン無情」の極彩色
第8章 横綱時代の万華鏡
第9章 二横綱を育てた名伯楽の奥行き
第10章 北の富士流の試練
第11章 テレビ解説席の粋、華、情
※この電子書籍は2016年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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追悼・第52代横綱 北の富士さん - あなたは終生ダンディでした
2024/12/03 16:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
両大関が相星のまま千秋楽を迎えるという劇的な展開となった大相撲九州場所。
その場所途中の11月12日、第52代横綱の北の富士さんが亡くなった。
82歳だったというが、相撲中継などで見かけた姿はいつも若々しく、そんな年にはみえなかった。
北の富士さんは現役時代「プレイボーイ横綱」といわれただけあって、生涯ダンディだった。
直木賞作家村松友視さんの『北の富士流』には、北の富士さんがこう描いている。
「往年の横綱であり、引退したあとの親方として千代の富士、北勝海という二人の横綱を
育て上げた名伯楽であった実績を、テレビ画面の中の解説者たる北の富士」と。
そして、北海道で生まれ少年期を過ごした姿から相撲界に入門したものの先輩たちの<しごき>で苦しむ、
そんな様子も丁寧に描かれていく。
北の富士といえば、明るい立ち居振舞いが目に浮かぶが、決してそうではない。
横綱に共に昇進したライバル玉の海の突然の死は、どれほど深い悲しみをもたらしたことか。
あるいは、引退覚悟で親方と部屋を変わるという事情にしろ、
おそらくファンの目には映らない北の富士の心奥であったろう。
村松さんがいう「北の富士流」とは、まさに「負」の札を「正」の札に裏返す、
そんな姿のことだ。
大相撲をこよなく愛し、若い力士が強くなっていく姿を終生温かい目で見つめ続けた、
第52代横綱北の富士は記憶に残る横綱として
多くの相撲ファンの心に残り続けるだろう。
唯一 時代を変えた人
2024/06/06 09:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tomo - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んで気付いた所が数点あるけど
なかでもネオン無情がヒットしたものの
この歌の裏面が チャンコ花唄なう
チャンコ花唄は、唯一時代を変えた明るい歌。
1967年発売だが、これがまた当時 高評価だった
形であっという間にのしあがったなう
後年、2人の横綱育てあげた一方で
北海道3代横綱 と言っても過言ではないなう
時代を変えた 勝昭に乾杯だね。
根拠が足りない
2021/11/04 10:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本人へのインタビューはなく、本人の著書からの引用や親しい人へのインタビューを中心とした内容である。そのため、多くの部分がこの本の著者による想像であり、満足度は低かった。