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アンの青春 (文春文庫 『赤毛のアン』シリーズ)
アン16歳、プリンス・エドワード島の教師に。ギルバートと村の改善協会を作り、マリラが引きとった双子を育て、夢を抱いて誠実に生きる。英文学からの引用を解説。日本初の全文訳・...
アンの青春 (文春文庫 『赤毛のアン』シリーズ)
アンの青春
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商品説明
アン16歳、プリンス・エドワード島の教師に。ギルバートと村の改善協会を作り、マリラが引きとった双子を育て、夢を抱いて誠実に生きる。英文学からの引用を解説。日本初の全文訳・訳註付き。〔集英社文庫 2005年刊の訳文と訳註を全面的に改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
日本初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ第2巻。
アン16歳、美しいプリンス・エドワード島で教師になる。
ギルバートとアヴォンリー村の改善協会を作り、マリラが引きとった双子をグリーン・ゲイブルズで育て、夢にむかって誠実に生きる。
新しい友ミス・ラヴェンダーの恋と結婚、「腹心の友」ダイアナの婚約、アンの新たな旅立ち……。
幸せな生き方をさわやかに描く、青春と希望の第2巻!
アンが語る幸せな生き方
「一番幸せで心楽しい暮らしとは、華やかなこと、驚くようなこと、胸ときめくようなことが起きる日々ではなく、さりげない小さな喜びをもたらす一日が、今日、明日としずかに続いていくことなのね、まるで小さな真珠が、一つ、また一つと、糸からすべり出て行くように」
本書第19章より。
特徴①日本初の全文訳
米国詩人ホィティアーの詩「丘のふところにて」に始まり、米国詩人ロングフェローが過ぎ去りし青春を追想する一節「遠い遠い想い」をアンが語る章に終わる、日本初の全文訳。
大人の心豊かな読書にいざなう文学の全容。
特徴②巻末訳註付
作中に引用されるシェイクスピア劇と英米詩の古典、聖書の名句、主にスコットランド系カナダ人からなる登場人物の民族、19世紀カナダの料理・菓子・手芸、暮らし、草花、プリンス・エドワード島の歴史、地理、社会、キリスト教、ケルトとアーサー王伝説など、全30章から257項目について、61頁にわたる巻末訳註でくわしく解説。
特徴③口絵写真と地図
プリンス・エドワード島で撮影した本作ゆかりの写真9点。カナダ東海岸と島の地図。
特徴④あとがき
本作『アンの青春』を執筆中のモンゴメリ33歳の日記、作品の鑑賞、原題の意味などを紹介する訳者あとがき28頁。
松本訳の旧訳の訳文と訳註を改訂した新訳! すがすがしい青春、2年間の物語。【商品解説】
アン十六歳、プリンス・エドワード島の先生に。若い娘へ成長する幸せな二年間。初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ第二巻。【本の内容】
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電子書籍
面白かったです。
2020/06/09 16:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
アンが子供たちに好かれるのもよくわかりすよね。
叩いてしまったのをすごく後悔したり、恋のキューピッドになったり。
ダイアナが婚約したのが寂しいのはよくわかります。
最後にギルバートについてあんの気持ちの変化があった描写があったんですが結局二人は気持ちを交わしたわけではないから次巻でいい感じになるんですかね。
楽しみです。
電子書籍
ちょっと…
2020/08/07 00:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アン好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
松本侑子訳というと、村岡花子と並ぶ偉大なアン・シリーズ訳者さん。1作目は実際、悪くないと思いましたし、巻末の脚注も楽しんで読みました。
ですがちょっとこの2作目は、なんと言うか、現在形と過去形の混在のさせ方(混在すること自体は悪くないと思うのですが)など、1作目に比べて全体的に言葉のきめが粗いような、そんな気がしてしまい、300ページほどは読んだのですが、そこでギブアップしてしまいました。
そして、デイヴィーとドーラに、アンとマリラを名前で呼ばせることに違和感を覚えずにいられるかどうかは大きいと思います。もちろん英語上だとそれが普通なので、平気です。しかしそれが日本語になったときにはやはり、日本人にとって自然な呼び方をさせたいです。
それから登場人物の話し方。「この人にはこういう感じの言葉遣いをしてほしい」が、自分の感覚とかなりずれていました。特にポールの感じがかなり違っていて、残念に感じてしまいました。
あと、これは松本訳の特徴であると思うのですが、英語の"you"を訳すときに、やたらその人の名前にしたがるのです。話しかけている人に向かってその人の名前で呼びかけることももちろんあるとは思うのですが、普通の会話の中であまりにも頻出するとやはり違和感を覚えます。「あなた」や「あんた」を使うことに抵抗があったのかな、という気がしますが、ここまで名前にしなくても…と思うセリフがいくつもあります。
とはいえ、脚注はやはり楽しいものだとは思いますし、完全訳をうたうだけあって、村岡訳よりも描写が原文に忠実にされている部分も確かに感じます。まあ結局は好みなのですが、この巻に関しては、少なくとも自分の中では村岡訳の圧勝です。