電子書籍
会社の同僚に読ませたい一冊
2020/01/05 22:31
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投稿者:ねる - この投稿者のレビュー一覧を見る
システム開発者としての立場で読みました。ある程度の経験を重ねて入社当時のような学習意欲が無くなり、自分自身の目標を見失っていました。本書で開発者としてやるべきことやビジネスマンとしてやるべきことの気付きを得られたと思う。
紙の本
分かっているようで分かっていなかった
2020/08/22 11:43
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投稿者:めいてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソフトウェアファースト。どのようなことなのか改めて確認するために手にした本。
読み進むほど、自分のソフトウェアファーストに対する理解が不十分であったことを認識させられた。ソフトウェア開発に携わる方にはお勧めの一冊か。
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ソフトウェア・ファーストあらゆるビジネスを一変させる最強戦略
著作者:及川卓也
日経BP
ソフトウェアがビジネスの中心を担い、インターネットがビジネスの基盤となりつつ今、日本の企業がどう変化すれば生き残れるのか?IT開発の主導権を手入れよう。
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
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DX(デジタルトランスフォーメーション)の入門書。日本企業がIT産業で成功できていない要因を考察していることで、DXの本質である「IT活用の手の内化」の必要性が腹落ちしやすい。
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組織をデジタル技術やデザイン思考にて変革させていく上で、多くのヒントを得られた。「このままじゃ、まずい」と強く思わせてくれる本。
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年代の近い及川さんがどう「ソフトウェアファースト」と提言しているのか知りたくて読んだ。マネジメントの参考にさせてもらいたいことが多々あった。ホップステップジャンプこそ自分が考えていたキャリアプランだと気づいた。ソフトウェア開発の現場にいない人にも動向を知る意味で今読むことを薦めたい。
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読んでいて熱くさせられる良書です。
現時点において、それなりの規模のIT企業に属している人が抱えているであろうモヤモヤに対して、明確で具体的な指針をしっかり提示してくれているので、読んでいてワクワク感を味わうことができます。
よくありがちな流行を一般的な内容で語って終わるような本とは一線を画す、スーパーマンである著者の知識と経験に裏打ちされた具体的な考えに触れることができる貴重な本なので、一度読んでみるべきとお薦めできます。
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今の時代、ソフトウェア開発は差別化の根幹であり、外注して良いものではない。日本企業のSIer依存はこれからの時代に合わなくなる。各事業会社自身がソフトウェア開発ができないといけない。
トヨタグループ用語で言うところの「手の内化」が重要。手の内化のメリットは、スピードとノウハウの蓄積。
ウェブの記事で読めれば十分な内容だったかなとは思いはするものの、上記の主張については同意できる。(組織作りの章は飛ばした)
プログラミングは自分でも挑戦してみようかと思ったり。
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「ソフトウェア・ファースト」は良い本だ。
「ソフトウェア・ファースト」のターゲットは、特にメーカーの経営陣、中間管理職の人達だと思う。
そういう言葉は書かれていないが、トヨタの話やメーカーの生産管理とソフトウェア開発の比較、などの話が多いので、メーカーの人にはとても響くだろう。
特に、メーカーにいて、ITに詳しくないが、ITが経営に直結している立場の人達、つまりメーカーで経営上の意思決定をする人達が読むべき本だ。
どのメーカーも、トヨタが生み出したJIT生産、なぜなぜ分析、自働化など数多くの概念を自社に取り入れようと努力してきたから、あのトヨタも変わっているのか、と気づくだろう。
ソフトウェア・ファーストの感想: プログラマの思索 https://forza.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-62ed27.html
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ビジネスの中心をソフトウェアと考えて取り組むという内容の本。
ページ数も多く、1ページに対する文字数も多かったので、結構な量の内容で、経営者にも一社員も、IT企業もそうでない企業も参考になる箇所があると思える本だった。
ようは、ソフト開発は下請けに頼らず、内製化して自分のものにするのが大事ということなのだろうと思った(本書ではこれを「手の内化する」と表現していた)。話にはよく聞くけど、日本と欧米の国を比較すると、日本だけが情報通信系の人材というと7割がIT企業と呼ばれるところにいるのにたいし、他国はIT企業の割合は半分にも満たないらしい。それだけ、日本はIT企業以外にソフト開発が分かる人がいないということなんだろうなと思った。
まあ、これは日本が解雇が難しい国ということもあるだろうけど、そもそもこの本に書いてあるように、SIerは工期が長くなれば収益があがるという、むしろ効率化せずに長引かせた方がいいんじゃないかと思えるようなビジネスという部分もあるので、そういう問題はうまく解決していかなきゃいけないのだろうなと思う。
品質に関する指標の狩野モデルというのは初めて知った。ソフト開発でも参考になるらしいので、ちょっと覚えておきたいと思った。
自分の「取扱説明書」を公開するという話はちょっと面白かった。ホリエモンでいうと、「電話してくるな」とかそういうことをいうのだろうな。西野カナの「トリセツ」はビジネスでも役に立つのか。
ユーザーインタビューの話で、ユーザー自身は意外と本音を話さないということにたいして、「周りで困っている方はいらっしゃらないですか?」というようなことを聞くと、自分を含む人たちとして話してくれるという話は、なるほど、と思った。このへんは心理学を勉強したら分かるものなんだろうか。
後、会社にCTOを置くことによるデメリットに「その人よりも優秀な技術者を採用できなくなる可能性がある」とあって、ちょっと驚いた。そりゃ、CTOが優秀であるにこしたことはないだろうけど、そんなもんなのかなと。上司が自分より技術力が劣っていると、転職したくなるという人もいるからということだけど、技術に寛容で認めてくれる人なら大丈夫じゃないかなと思った。
後、個人的に、というより一エンジニアとして一番身近に感じたのは、5章のキャリアについての話。エンジニアにもいくつかキャリアパスがあって、スペシャリストになるものいいけど、エンジニアリングマネジャーやプロダクトマネジャーという道もあるということらしい。自分は、昔はスペシャリストのほうがいいと思った時期もあったのだけど、この本を読んだらマネジャーという道もいいのかなと思った。そもそも、最近気づいたけど、技術動向調べるのはそこそこ好きでも、実際にそれを試そうとまでは思わないし、誰かにその技術を試してもらえるぐらいの人になったほうがいいのかもと思えてきた。
最後に全体をとおして思ったのが、本当にこの本のようになっていくとしたら、技術者はどんどん、ユーザー企業に転職していって、人がいなくなるんじゃないかと。そういうことがすぐに起こることは考えにくいけど、うちの会社��め、SIer企業は事業変革していったほうがいいのだろうなと思った。
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以下引用
・ITを駆使して事業会社の事業価値を高めるために存在するSIerが、自分たちのビジネスモデルの性質上、本当の意味での価値向上に向けて伴走しづらい側面があるのです。これらは構造的な問題であり、SI産業で働く個々人がどれだけ顧客視点を持って開発に取り組んでも、解消しきれない課題があると言えます。
・「SIerはより専門に特化していくことになるだろう」
業界特有のソリューションであったり、特定の技術領域を指しています。
製品販売の比率を増やしていくのも一つの手でしょう。その上で、提供した製品に付随するサービスを手厚くして利益を上げるのです。
・SaaSでは利用状況の把握が即座にできます。ユーザーの利用状況を把握することで、本当に使われている機能を開発することが可能となります。
・日本企業はソフトウエアを「設計パターンに従って複製可能な工業製品」とみなし、米国企業は「ビジネスであり商売の重要な武器」、欧州企業は、「ソフトウエアの標準化に代表される美」を体現するもの、と捉えている。
・ワンページの1つとして有名なのが、アマゾンのプレスリリース駆動開発です。アマゾンでは、社内で新規プロダクトの開発やサービスの提案をする時、先ずプレスリリースを書くことが求められます。
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日本経済の停滞をソフトウェア開発力の敗北と喝破し、ユーザ企業にIT開発を手の内にする内製化を進め、それこそがDXの本質であると断言します。
そしてエンジニアの採用から強い開発組織の作り方までを丁重に指南します。
全く持ってSierの立場を考えない、現在の日本IT業界の秩序を破壊しようとする悪書です。さっさと焚書すべきです。
まぁ、零細SIerにもとても役に立つことが書いてあるので、私はこっそり隠しておきますがw
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「ソフトウェア・ファースト」という本のタイトルから技術よりのみの内容と想定したが、及川さんの丁寧で読み手に歩み寄る優しい文章と圧倒的な努力と変化への対応から蓄積されたこれまでの経験を包み隠さず、本質部分まで解説されている。SIerへの警鐘も、人に焦点をあて。
変化への対応と学び続ける大切さだけでなく、自分のスキルの定点観測(棚卸し)をし続け、かつ膨大な学びを継続されているからこその示唆が盛りだくさん。
一度、私が企画するイベントで及川さんに登壇頂いたことがあり、そのとき印象的、だったシーン。年を重ねるとその人がどういう人生だったかで顔が決まると聞くが、とても優しく柔らかい人柄は木の滲む努力や修羅場のくぐり抜けに境地なんだなとあらためて感じる。ソフトウェアの話だけでなく、及川さんの人生を読ませて頂きました。
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どちらかというとエンジニア向けではあるが、ビジネスサイドとしてもサービスの潮流を理解するのに役立つ一冊。
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現代のビジネスはITから成っていてソフトウェアがかなり重要な地位を占めている。それにより世の中のビジネスの動向を変えるくらい影響力がある。自動車業界も同じ流れだ。DevOps(開発運用手法)、特徴量抽出、いつでも転職できるようなスキルや経験を身に付けよ、等仕事で役に立つ考えが多く記載されていた。少しでも実務に活かしていきたい。