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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/11/11
- 出版社: あすなろ書房
- サイズ:23cm/1冊(ページ付なし)
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7515-2957-7
紙の本
はぐれくん、おおきなマルにであう
自分をどこかに連れていってくれるだれかを待っていた、はぐれくん。ある日、おおきなマルに出会い、「きみはたぶん、じぶんだけでころがれるよ」と言われ…。名作絵本を村上春樹の新...
はぐれくん、おおきなマルにであう
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商品説明
自分をどこかに連れていってくれるだれかを待っていた、はぐれくん。ある日、おおきなマルに出会い、「きみはたぶん、じぶんだけでころがれるよ」と言われ…。名作絵本を村上春樹の新訳で再刊。「ぼくを探しに」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】
シルヴァスタインの名作絵本『ぼくを探しに』(講談社刊)の続編、
『ビッグ・オーとの出会い』が、村上春樹の新訳で再刊!
「大きなマル」に出会った「はぐれくん」に小さな変化が……。
アメリカで40年以上愛され続けるロングセラー絵本。【商品解説】
著者紹介
シェル・シルヴァスタイン
- 略歴
- 〈シェル・シルヴァスタイン〉1930〜99年。アメリカ生まれ。絵本作家、ソングライター、漫画家、詩人。著書に「ぼくを探しに」「歩道の終るところ」「おおきな木」など。
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紙の本
何度も読まないといけない絵本
2019/12/29 08:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シェル・シルヴァスタインの作品で村上春樹さんが翻訳といえば『おおきな木』が有名です。
またシェル・シルヴァスタインの作品で有名といえば、倉橋由美子さんが翻訳して日本でもベストセラーになった『ぼくを探しに』が知られていて、倉橋さんはその続編の『ビッグ・オーとの出会い』も翻訳しています。
今回村上春樹さんが翻訳したのは続編の方で、原題は「The missing piece meets the Big O」です。
原題からすれば、村上春樹さんの方が直訳に近い。
ただ「「The missing piece」の訳について説明が必要かもしれません。
この絵本の最後に村上春樹さんによる「訳者あとがき」(これがとってもわかりやすく、この絵本を読むにあたってはまずここから読むのもアリかな)にこうあります。
「missing pieceというのは「あるべきなのに欠けている部分」ということ」で、この絵本では「くさびのような形」をしていて、倉橋由美子さんは「かけら」、村上春樹さんは「はぐれくん」と訳していて、村上春樹さんは「はぐれくんの方がなんとなくこのお話には合っている気がした」と記しています。
おそらく村上春樹さんは「missing」に重点を置いたのでしょう。
物語は、「はぐれくん」が自分と一緒になるべき相手を探す姿を描いています。
最後に出会うのが「Big O」で、村上春樹さんはシェル・シルヴァスタインの絵のままに「おおきなマル」と訳しています。
「おおきなマル」に自分が変わることも必要と教えられる「はぐれくん」。
やがて、彼は「missing」でなくなっていきます。
線だけの単調な絵ですが、その中身はかなり深い。
そんな絵本です。
紙の本
出会いや経験は大事です。
2022/10/02 17:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「僕を探しに」の続編ですが、この絵本は単体も良い絵本です。単純なイラストと短い文ですが、奥が深いです。こちらも「僕を探しに」のようにコロコロ転がるお話ですが、トゲトゲしかった(文字通り角がある)主人公が、いろいろな出会いで丸くなっていくお話です。こちらも年齢を選ばす楽しめる絵本です。