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紙の本
時の名残り (新潮文庫)
著者 津村節子 (著)
夫・吉村昭と共に小説のため苦労した若き日々、故郷について、旅路の思い出、小説を生んだもの。そして今もふと甦る夫の面影−。昭和3年生まれの著者が、人生の軌跡を綴る珠玉のエッ...
時の名残り (新潮文庫)
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商品説明
夫・吉村昭と共に小説のため苦労した若き日々、故郷について、旅路の思い出、小説を生んだもの。そして今もふと甦る夫の面影−。昭和3年生まれの著者が、人生の軌跡を綴る珠玉のエッセイ。全53篇を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
作家として立つために夫・吉村昭とともに必死で小説を書き続けた若い頃。戦時中の青春。長崎、三陸、北海道、湯沢、日暮里、吉祥寺など、仕事以外には旅をしない夫の取材に連れ立った思い出の地と、移り住んだ土地。「戦艦武蔵」「星への旅」「海鳴」「流星雨」など、それぞれが生み出した作品の創作秘話。そして、故郷・福井への思い。昭和三年生れの著者が人生の軌跡を綴った珠玉の随筆五十三篇。【商品解説】
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津村節子さんのエッセイ
2022/03/26 16:34
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投稿者:aki - この投稿者のレビュー一覧を見る
新潮社のPR誌『波』に平成23年から平成28年にかけて連載されたエッセイを編集したもの。
次の四章からなる。
夫の面影
小説を生んだもの
故郷からの風
移ろう日々の中で
夫である吉村昭の作品や自身の作品の創作秘話や故郷福井のことなどが、抑制のきいた文章で綴られている。
同じ話が何度も出てくるところがあるものの、吉村、津村のファンにとっては興味深いであろう。