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紙の本
小説家、織田作之助 (阪大リーブル)
著者 斎藤 理生 (著)
無頼派として知られる作家・織田作之助は、伝統に反旗を翻し、前衛的な作品を書こうとした実験小説家でもあった。彼のさまざまな作品を取り上げ、小説家として、どのような工夫を凝ら...
小説家、織田作之助 (阪大リーブル)
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商品説明
無頼派として知られる作家・織田作之助は、伝統に反旗を翻し、前衛的な作品を書こうとした実験小説家でもあった。彼のさまざまな作品を取り上げ、小説家として、どのような工夫を凝らして作品を書いたのかを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
昭和初期に活躍し、オダサクと呼ばれ親しまれる織田作之助の、代表作から隠れた名作まで、さまざまな作品を取り上げ、丁寧に読み解く。作之助は無頼派として、流行作家として人気を博しながら、小説表現の可能性を追究しサンプリング、リミックス、オマージュを駆使した実験小説家でもあった。作家は「何を」「いかに」語ったのか。「『夫婦善哉』を書いた大阪の作家」という範疇にとどまらないオダサク作品の魅力を伝える。【商品解説】
目次
- 序章 織田作之助とは誰か
- I 代表作を読む―形式の工夫
- 第1章 「系譜小説」と語りの方法『夫婦善哉』― 『夫婦善哉』
- 第2章 敗戦大阪の風景と戦中戦後の連続性―『世相』
- 第3章 方法としての坂田三吉―「可能性の文学」
- II 作之助の〈器用仕事〉―先行作品の換骨奪胎
- 第1章 『近代大阪』のサンプリング―「馬地獄」
- 第2章 笑い話のリミックス―『人情噺』『俄法師』『異郷』
著者紹介
斎藤 理生
- 略歴
- 〈斎藤理生〉1975年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同大学院文学研究科准教授。専攻は日本近現代文学。著書に「太宰治の小説の〈笑い〉」など。
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