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紙の本
なみだふるはな (河出文庫)
1950年代を発端とする水俣、そして2011年の福島。企業と国家によって危機に陥れられた2つの土地の悲劇を、目撃者である石牟礼道子と藤原新也が語り合う。【「TRC MAR...
なみだふるはな (河出文庫)
なみだふるはな
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商品説明
1950年代を発端とする水俣、そして2011年の福島。企業と国家によって危機に陥れられた2つの土地の悲劇を、目撃者である石牟礼道子と藤原新也が語り合う。【「TRC MARC」の商品解説】
1950年代水俣と2011年福島。企業と国家によって危機に陥れられた2つの悲劇を絶望と希望の狭間で語る渾身の対話集。【本の内容】
著者紹介
石牟礼道子
- 略歴
- 1927年熊本県天草生まれ。生後すぐに水俣に移る。詩人、作家。著書に『苦海浄土(三部作)』『あやとりの記』『十六夜橋』『石牟礼道子全集・不知火(全17巻、別巻1)』、共著に『なみだふるはな』ほか。
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紙の本
きびしい女性だと思っていた
2020/07/21 09:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
石牟礼道子というと、きびしい女性だと思っていた。
この対談からうかがえる石牟礼道子は、
おだやかな老婦人。
藤原新也を相手に、昔話や自然の生き物の話をする中に、
水俣病のこと、
原発被害者のこと、
これらが静かに立ち現れる。
社会問題だけを切り離して、すべて人間の仕業と考えるより、
自然の中に人間がいて、その中で問題を起こしていると、感じられた。
紙の本
人生において福島の事故、水俣の病という二つの経験が今、一つに繋がります!
2020/05/13 09:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、作家の石牟礼道子氏と写真家の藤原新也氏というお二人の対談集です。石牟礼氏は福島に詳しく、また藤原氏は水俣に詳しい人物で、そのお二人が人生において経験した大きな打撃と環境破壊について、苦しみや悲しみと真摯に向き合いながら、ある種のひたむきな姿勢でもって、自らが果たしうる責任について語られています。非常に美しい姿が読者の心に届きます。なぜ、こんなにも、自らの苦しみに対して、こんなに真摯に向き合えるのか不思議なくらいです。同書を読んで、お二人に対して、私自身がどれだけ未熟であるかを思い起こさせてくれました。