紙の本
運動で人とつながる
2021/03/03 16:43
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投稿者:こー - この投稿者のレビュー一覧を見る
スタンフォードの人生を変える教室でおなじみのケリー・マクゴニガル氏が運動のメリットについて科学的な観点でまとめた本です。
全体を通じて運動と社会的なつながりについての記述が多かったです。運動でメンタルを改善し、他者との関係もより良いものになるということを再認識し、運動のモチベーションを上げることができる本でした。
紙の本
鶏卵はなお
2020/07/31 23:40
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投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウルトラマラソンのようなハードなものを含めた運動の心身への影響を説く。フローや禅の発想と近しい部分もあったのは印象的だった。運動できるからいい影響があってさらに運動できるという鶏卵問題はなお残るようにも感じた
紙の本
健康心理学
2020/05/31 02:49
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
スタンフォード式で人気の著者ですが、今回は健康心理学の面から見た運動の科学について。わりと標準的なことが書かれています。
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スタンフォードシリーズのケリー・マクゴニガルによる最新著書。今作は、運動についての効用を解説した一冊となっている。体を動かすことで、身体を健康に保てるのはもちろん、脳も活性化する。運動はいいことづくめだが、続けるのは難しい、6週間続けることができれば恒常的に運動を続けられるようになるという。そのほか音楽と運動を組み合わせたり、他人と一緒に運動をすることの利点が紹介されている。骨折していても運動をやめられない運動中毒もあるらしいが、自分も毎日運動しないと落ち着かないタイプなので、気持ちはわかる気がする。
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1.大好きなスタンフォードシリーズなので購入しました。
2.運動することがどんな効果を与えてくれるのか、主に2つ、のテーマで書かれています。初めはランニングをテーマに書かれています。習慣化することで、中毒性が増し、自ら進んでやりたくなります。これについての細かい内容が書かれています。
次に、集団運動について書かれており、これがストレス発散だけではなく、鬱病などの治療に効果的であることもわかっています。また、個人で努力するよりも、結果が出やすいことがわかり、重要視されているということです。
3.音楽を聞きながら運動するのが良かったり、集団でやる運動が良かったり、意外なことがわかりました。普段、自分がランニングをする際は音楽を聴いてますが、理にかなっていたことがわかってよかったです。
この本は神経系の話もされており、今の自分には、理解ができない部分が多々ありました。引き続き、再読していきたいと思います。
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ケリーマクゴニガル先生の最新作という事で手に取った本書。
書かれていることは運動が脳にも良いという事。
他にも似たような事を書く本を読んだ事があるだけに少し残念な印象。
ただ、運動を行うことによる効果を知りたい人とか「人生が変わる?どのように?」と疑問に思った人にはオススメ。
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運動が幸福感につながるということを科学的に説明してくれている。
そしてメンタルの弱さに悩んでいる人にはヒントになる。
この本を読んで、走ろうという気持ちになり、今、毎朝走っている。
運動を始めるきっかけとなる良書だ。
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運動が私達の人生にもたらしてくれるものは何か。
健康だけではなく生きがいや人とのつながりなどそれはとても多岐にわたる。
とても素晴らしい内容で感動的ですらある。
しかしこのタイトルのせいでありがちなビジネス書の印象を与えてしまい非常に損している気がします。
原題は「The Joy of Movement」
これぞピッタリのタイトルです。
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プレジャー•グロス効果、パワーソングの話は共感した。
1番インプレッシブな言葉は「ゴールしたことは奇跡ではない、スタートラインに立つ勇気をもてたことが奇跡なのだ。」。
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”運動が体にいい”ということを脳科学、心理学、運動生理学などのあらゆる角度から分析してあり説得力はある。
しかし、読んでいてあまりにも多岐に渡った説明でピントがぶれてくるし、「じゃ、どんな運動が良い?」となると意外と曖昧。
筆者がヨガのインストラクター(そんな事まで出来る才人とは!)ということもあって、みんなでヨガをやれば幸せ、みたいなところがあって読んでいて飽きてくる。
他人と一緒に身体を動かすのが苦手(というより嫌い)な私などはどうすればいいんだか…。
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運動はランナーズハイなど、爽快感を感じるとき麻薬のような依存性がある。よっぽど麻薬より健康的
。筋肉が疲れると乳酸が分泌されるが、乳酸は脳に入ると不安を取り去る働きがあるそう。6週間くらい続けて習慣にしてしまうのがいいそう。
一流のプロカヤック選手はオールを自分の手足のような感覚を持つことがある。
何か取り組んでいるスポーツ(テニスなど)があれば、毎日コートに立てなくても自分の手足の感覚となるまで、ラケットを握っているだけでも練習になるのでは?と思った。
著者はヨガやエアロビのような集団でレッスンを受けるタイプの運動が好きで、若くして講師になっている。(教授と兼業?)集団で同じ動きや踊り、歌を歌うことの一体感、絆、仲間意識の芽生えについて言及している。この仲間意識、集団行動と聞いて嫌な感覚ばかり思い出されてしまうのだが、日本の学校で生まれ育つととにかく集団で卒業式や入学式、合唱や組み体操などをやらされる。アメリカで育つと集団行動に対してこうも肯定的な感覚を持ち得るのかとびっくりした。
没個性を押し付ける組織で一つのピースとして扱われるのと、一人一人が違う特別な存在として扱われる社会とで同じなはずがないのだが。
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ランナーズハイ
それは人類生存のために生まれたものかもしれない
精神的に憂鬱な時は身体を動かすのが一番
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さあ、本書を読んだら運動しよう!
原題「The Joy of Movement」。同じ筆者のベストセラーに合わせた邦題だろうが、こっちのが本書の中身を的確に表している。
運動することによるメンタル面の効果、ランナーズハイから始まり共に動くことで共感する力、そして自然との触れ合いへと筆者の論は展開していく。
人が持久力と共に身につけたこれらの能力。進化の過程で必要だったのだろう。運動した後の達成感も、一緒に汗をかいたことによる仲間意識も、大自然との一体感も、いずれも感覚的に理解できる。
持久力系のアスリートは実は過去に依存症の既往歴のある人が多いというのが興味深い。
筆者の、人生と友に対する愛情が文体ににじみ出ており好感が持てる。
定期的な運動、本書を読むとさらに充実したものになりそうである。
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原題「THE JOY OF MOVEMENT」の通り、
運動するって楽しいと思ってしまう理由が様々書かれている。
我が家の周りで休日などに走っている人達を横目に見ながら「よくやるなぁ」「物好きだなぁ」(失礼)と思ってしまっていたけど、
走ることが健康に良いだけでなく、麻薬のように続けたくなる脳への働きかけがある事、
一人で運動するよりも他の人と共に活動するとより効果をあげる事、
運動と音楽の相性が良い事などなど、
読んでいくうちに走りたくなってくるストーリーが沢山あった。
また、海外には運動に関する催しやグループ(ウルトラマラソンやグリーンジム他)など、様々あって日本より進んでるなぁと感じたが、
意外と日本にもあるのか?そういった興味も湧いてきた。
邦題の付け方がイマイチなのと、原文のせいか訳し方のせいか非常に読みづらく助長気味なのがマイナス。
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運動の効用は広く知られているところだが、改めて運動が人の幸福のためにどれだけ重要かを科学的に説明してくれている。
原始人は狩りで走っていたことから持久力を発揮すると報酬を得られるように人間の脳ができていること、内因性カンナビノイド、ドーパミン、ノルアドレナリン、エンドルフィンなどの脳内化学物質が分泌されハイになること、なにかをきっかけにして運動の喜びを思い出すプレジャーグロス、運動によりうつ病や不安症が軽減されること、斉一な行進が実際に敵を畏怖させる効果があること、他の人との一体感と幸福の関係、音楽が実際に強壮剤となりうること、ウルトラマラソンなど困難を乗り越えるとレジリエンスが高まること、グリーンエクササイズやマインドフルネスなどなど。