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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/07/08
- 出版社: 短歌研究社
- サイズ:19cm/166p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-520144-2
読割 50
紙の本
ホスト万葉集 巻の1
著者 手塚マキと歌舞伎町ホスト75人fromSmappa!Group (著),俵万智 (編著),野口あや子 (編著),小佐野彈 (編著)
咲かぬなら咲かせてみせろホスト花苦しく長い道のりだけど 月イチで開いた「出勤前歌会」からコロナ下のZoom歌会まで。ホスト達が2年間で作った900首の短歌から、一流歌人が...
ホスト万葉集 巻の1
ホスト万葉集 嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名サヨナライツカ
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商品説明
咲かぬなら咲かせてみせろホスト花苦しく長い道のりだけど 月イチで開いた「出勤前歌会」からコロナ下のZoom歌会まで。ホスト達が2年間で作った900首の短歌から、一流歌人が厳選した300首を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
いまだからこそ、君に届けたい。おれたちの、五・七・五・七・七を!
「コロナ」という、歌舞伎町最大の危機との戦いのなか、ホスト達は生きている。そして、愛について考えている。――愛ってなんだ? 恋愛を、悩みを、希望、欲望、本音を叫ぶ。五・七・五・七・七の短歌で!
短歌を作ったのは、歌舞伎町に6店舗のホストクラブがあるスマッパ!グループの会長・手塚マキ氏とホスト75人。
編者(選歌・構成)は、280万部のベストセラー歌集『サラダ記念日』の著者・俵万智氏と、野口あや子氏、小佐野彈氏という短歌界の第一線で活躍する歌人。
2年前、小佐野彈氏の歌集『メタリック』の発売イベントで短歌を作って以来、ホストたちは、ほぼ月一回、歌会を開催し続けた。選者・指導役として、俵・野口・小佐野各氏が加わり本格化。NHKBS番組「平成万葉集」でも紹介された。ホスト歌会は20回以上。5月にはコロナ下で、Zoom歌会も。作った短歌900首から、俵・野口・小佐野各編者が300首を厳選!
五・七・五・七・七の短歌だから語れる本当の気持ち。得意客(姫と呼ぶ)との会話、おもてなし、仕事で割り切れない男女の感情。コロナ下での焦燥。
もともと短歌とは、愛を語り合う言葉の器だ。ホストと短歌。実は、これほど相性の良いものはなかった。まさにいまだからこそ届けたい、感動の短歌集。
(収録したおもな短歌作品)
嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名サヨナライツカ
見つめ合い あ、これダメだね 照れ笑い カラダは離すもココロは密で
夜が更けて意外と広いゴジラ前 静けさ光る靖国通り
君からの返信ないが既読付く俺に連絡いま自粛かな
自粛中ライトも消えた看板の君の笑顔がなんか寂しい
錆びてなお耐えて耐えて耐え抜いて磨き続ける輝く日まで
「ごめんね」と泣かせて俺は何様だ誰の一位に俺はなるんだ
眠らない街といわれたネオン街 たまにはゆっくりおやすみなさい【商品解説】
著者紹介
手塚マキと歌舞伎町ホスト75人fromSmappa!Group
- 略歴
- 手塚マキ(てづか・まき) 1977年、埼玉県生まれ。97年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、26歳で起業。現在は歌舞伎町でホストクラブ、BAR、飲食店、美容室など十数軒を構える「Smappa! Group」会長。歌舞伎町商店街振興組合常任理事。NPO法人グリーンバード理事。JSA認定ソムリエ。ホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動をおこなう。17年歌舞伎町初の書店「歌舞伎町ブックセンター」をオープンし、話題に。18年には接客業で培ったおもてなし精神を軸に介護事業もスタート。近著に、『裏・読書」がある。手塚氏とともに、短歌を作ったのは、Smappa! Groupの在籍ホスト75人。2年前から、月に一回のペースで「ホスト歌会」を行い、選者・指導に、俵氏・野口氏・小佐野氏が加わり、作歌の技術は向上。NHKBS番組「平成万葉集」でも紹介された。「新型コロナ』で営業できない期間を「自分磨きの期間」として、Zoomで歌会や勉強会を続けた。(公式サイト https://www.smappa.net)
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面白かった
2021/05/25 19:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人が読んでいたので気になって自分でも読んでみました。
ホストと短歌という組み合わせの妙が良いです。
大学で万葉集を専攻していたのですが、自分で短歌を作るのはかなり難しかったですが、ホストの皆さんお上手だなと感心しました(最後にホストの方々の写真が載っているのも、へえ、この人がこんな短歌を!?という面白さがあるので良いです。)たぶん人生経験が私とは全然違ったのでしょう。
ホストクラブに行ったことは一度もなく、これからも行くことはないかなと思いますが(地方在住の主婦なので)、それでも共感できる短歌、こういう世界観・視点があるのか、とびっくりするような短歌、両方あって面白かったです。
電子書籍
ホスト達の夜の青春を感じた
2021/07/04 20:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝4時 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一生懸命な感じが伝わって来て楽しく読めた。手塚代表の、ホスト達に勉強させたいという考え方はとても良いと思った。親心を感じた。和歌を詠むことがたしなみとしたいとか、当たり前にしたいとかいうのも文化的で良いと思う。巻末にホスト達の写真が載っているが少年だなーと思った。体育会系ノリもぶっちゃけた和歌やテンパった和歌があるのも分かるような気がする。水商売をあがって違う仕事に就いても良い経験として何かに生きると思う。頑張りたい気持ちになった。