- 販売開始日: 2021/04/09
- 出版社: PHP研究所
- ISBN:978-4-569-84761-0
天離り果つる国(下)
著者 宮本昌孝(著)
敵は、豊臣秀吉。守れ、天空の城を! 織田信長の後継者となるも、恋い焦がれてきたお市を手に入れることができなかった秀吉は、怒りの矛先を、お市の自害を止められなかった津田七龍...
天離り果つる国(下)
商品説明
敵は、豊臣秀吉。守れ、天空の城を! 織田信長の後継者となるも、恋い焦がれてきたお市を手に入れることができなかった秀吉は、怒りの矛先を、お市の自害を止められなかった津田七龍太に向け、その処刑を黒田官兵衛に命じる。一方、徳川家康の支援を仰ぐべく、真冬の立山連峰越えに挑む猛将・佐々成政の前に、囚われていたはずの内ケ嶋の姫が現われ・・・・・・。秀吉・家康らが虎視眈々と狙うなか、美しき里の平穏を願う領主・内ケ嶋氏理は、真宗勢力と手を携え、飛騨白川郷の独立をめざす。「天離る地」の小国は生き残れるのか。戦いの時は刻々と迫っていた。押し寄せる豊臣軍を迎え撃つそのとき、驚天動地の出来事が――。一夜にして消えた「幻の帰雲城」をめぐる壮大なスケールの物語であり、戦国時代の飛騨に注目した傑作長編小説。
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天離り果つる国 下
2021/06/01 11:51
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投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐々成政に嫁いだ紗雪が、妾の小百合らの陰謀で囚われの身となる。
信長が本能寺で討たれ、その後を勢力を伸ばす秀吉は、柴田勝家を攻めさせるが、津田七龍太に勝家の正室であるお市を救い出すよう命じるが、自害を止められなかったことで処刑されてしまう。
しかし九死に一生を得て白川郷で匿われて療養を続ける。
そして囚われの紗雪たちを救い出すことを試みる。
津田七龍太は紗雪を腹違いの兄妹と思っていたが、実は従兄妹であったことを知り結婚できることに喜ぶ。
白川郷の命運は非常に厳しいが、幾多の困難に内ケ嶋氏理や七龍太たちが立ち向かう。
そんな中で巨大地震で帰雲城もろとも白川郷は崩壊し多数の領民も犠牲となる。
その後は・・・
戦国の謎多き帰雲城を題材に面白く描かれていました。