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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/12/08
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/570p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-791607-7
文庫

紙の本

森へ行きましょう (文春文庫)

著者 川上弘美 (著)

1966年ひのえうまの同じ日に生まれた、パラレルワールドに生きる留津とルツ。それぞれの人生には無数の岐路があり選択がなされる。そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは...

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森へ行きましょう (文春文庫)

税込 1,045 9pt

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商品説明

1966年ひのえうまの同じ日に生まれた、パラレルワールドに生きる留津とルツ。それぞれの人生には無数の岐路があり選択がなされる。そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは、誰なのか−。【「TRC MARC」の商品解説】

1966年ひのえうまの同じ日に生まれた留津とルツ。
パラレルワールドに生きるふたりの女性は、いたかもしれないもうひとりの「自分」。

進学、就職、恋愛、仕事か結婚か、子どもを産むか……
無数の分岐点に、騙し絵のようにかかわってくる同じ名を持つ恋人や友人。

昏い森に迷い込み、道を見失い、惑い、選びながら進んだ先にあるものは。
川上弘美、待望の傑作長編小説、ついに文庫化。

「いつかは通る道」は若いころは二本くらいしか種類がないと思っていた。
でも、全然そうではなかった。 ──ルツ(46歳)

森は永遠に続くと思っていたのに、たぶんそんなに長くない先に、
わたしは森から出なければならないだろう。 ──留津(50歳)

「いつかは通る道」を見失った世代の女性たち。
選ぶ、突き進む。後悔する。また選ぶ。
そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは、誰なのか──

「ああ、この小説の構造も森なのだ。
ヘンゼルとグレーテルみたいにその仕掛けを一つずつ拾いながら、
さああなたも森へ行きましょう」 浜田真理子 (解説より)

装幀は山口信博さん、装画・挿絵はミナ ペルホネンの皆川明さん。【商品解説】

1966年ひのえうまの同じ日に生まれた留津とルツ。恋愛、仕事……結婚は? 出産は? 待望の長編傑作小説。【本の内容】

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評価内訳

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  • 星 3 (5件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

選ばなかったら?

2024/04/05 17:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある女性の人生の様々なパラレルワールドの物語。
結婚して専業主婦になったパターンと、独身で研究所勤めとなったパターンの二つをメインに、更にまた別の状況がいくつも出てきます。
他の登場人物も、時期やその人の状況も様々に主人公と関わり合うため、読んでいると少し混乱します。
かなりの長編で最初挫折しそうになりましたが、だんだん面白くなり、後半は一気に読みました。
誰にでも「あの時ああしてれば、別の人を選んでおけば」等の後悔があると思いますが、その結果は永遠に分からない。それを疑似体験させてくれるような物語です。
主人公の娘の辛めの性格が好きです。

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2020/11/17 17:49

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2021/09/04 09:53

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