- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2021/02/15
- 出版社: 山と渓谷社
- ISBN:978-4-635-58044-1
かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学
最新の研究で分かった植物の香りのすごさ!アロマオイルなど、植物から作り出す香りには様々な効果・効能があります。なぜ、植物は香るのか?そして、なぜそれがヒトの心と体に作用す...
かぐわしき植物たちの秘密 香りとヒトの科学
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
最新の研究で分かった植物の香りのすごさ!
アロマオイルなど、植物から作り出す香りには様々な効果・効能があります。
なぜ、植物は香るのか?
そして、なぜそれがヒトの心と体に作用するのか?
ベストセラー『植物はすごい』(中公新書)の植物学者と気鋭の脳神経学者のコラボによる植物ノンフィクション。
キモクセイやバラ、シソ、ユズなど、なじみのある植物たち全63種類に関して、最新の研究成果に基づき解説します。
第一章 若返りとダイエットの香り
第二章 色香で惑わす官能の香り
第三章 リラックス効果をもたらす身近な香り
第四章 ウイルスや細菌を撃退する香り
第五章 健康を支えてくれる優れものの香り
第六章 万能感半端ない香りといえば...
第七章 ざんねんな香りに秘められた真実
第八章 密かに香って、自分や仲間を守る香り
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
植物自身での機能より人間の利用する機能の話。
2021/11/19 11:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
植物たちの香りがどのような機能を持っているのか。タイトルからは香りを出す植物自身に対する役割の説明のようにも思えたが、主に「人間に対する効果」についてが記載されていた。最初の方の章は「若返りとダイエット」とか「色香で惑わす」とか少し怪しげなタイトルにも読めるが、鎮静効果や抗菌作用なども出てくる。最後に参考文献も掲載されているが、本文だけ読んでいると健康食品の宣伝文句に近く聞こえてしまうのがちょっと残念。
「残念」と書いたので:
第七章は「ざんねんな香りに秘められた真実」である。こちらの期待で判断するから「残念」に思えるだけで、植物自身には「ざんねんどころか」ではないだろうか。このあたりからも本書は「人間がどう利用できるか」の視点であることがわかると思う。
個人的にはもう少し「人間も利用したりしているが、植物自身についてはどうなのか」の話が読みたかったので「残念」なので一寸評価を下げた。
こうやっていくつも並べて成分が表記されると、基本成分・主要成分はかなり共通している部分があるようだ。実際には配合比とか微量成分が重要なのだろう。まだまだ分からないことも多そうだ。例えば鼻からの香りと口から味とともに感じる香りの関係とか。本書でも味の話も時々入ってくるので区別が難しい。