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紙の本
六月の雪 (文春文庫)
著者 乃南 アサ (著)
入院した祖母を元気づけるため、杉山未來は祖母の生地である台湾の古都、台南を訪れる。そこで未來は戦前の日本人の涙と無念を知り、台湾人を襲った悲劇に驚く。旅路の果てに、未來は...
六月の雪 (文春文庫)
六月の雪
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商品説明
入院した祖母を元気づけるため、杉山未來は祖母の生地である台湾の古都、台南を訪れる。そこで未來は戦前の日本人の涙と無念を知り、台湾人を襲った悲劇に驚く。旅路の果てに、未來は自らの人生に大きな決断を下し…。【「TRC MARC」の商品解説】
夢破れた30代の将来への不安、認知症がはじまった本人と周囲の驚愕。
いまの日本の現代的なテーマと、台湾と日本との現代史がからみ合う、乃南アサ台湾ものの決定版!
30代前半、独身の杉山未來は、声優になるという夢に破れ、父母、妹、弟と離れ、祖母・朋子と東京でおだやかな二人暮らし。
ある日、祖母の骨折・入院を機に、未來は祖母が台湾うまれであることを知る。
彼女を元気づけるため、未來は祖母ゆかりの地を訪ねようと台湾へと旅立つ。
ところが戦前の祖母の記憶はあいまいで手掛かりが見つからない。
そこで出合ったのはひと癖もふた癖もある台湾の人たち。
台湾が日本の植民地であったこともぼんやりとしか知らない未來は、中国国民党に蹂躙された台湾の人々の涙を初めて知る。
いっぽう、朋子は認知症を発病し、みずからの衰えに言いようのない恐怖を覚えていた。
それに追い打ちをかける、朋子の遺産目当ての実の娘、真純(ますみ)の突然の出現……。
未來は祖母のふるさとに辿りつくことができるのか。
朋子の衰えに、未來は間に合うのか。そして長い旅路の果てに、未來が下した重大な決断とは……。
『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』と続く著者の台湾ものの、決定版とも言うべき感動巨篇。【商品解説】
三十代前半独身、声優になる夢に破れた未來は、祖母が生まれた台湾へ渡り、ひと癖もふた癖もある台湾の人たちと祖母の故郷を目指す。【本の内容】
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台湾の歴史
2023/01/06 11:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
祖母が台湾で生まれ育ったことを知った杉山未來。未來は祖母が台湾での生活を懐かしがっていたこともあり、祖母の思い出を探すために台湾へ向かう。祖母が言う「六月の雪」を何としても見たかった。未來は現地人の協力を得て旧日本人街や祖母の通った女学校を探し当てるのだが・・・・・。
台湾が日本の統治下にあったことは学校では教わらないことに驚きです。歴史を教える上では非常に重要なことだと思うのですが、歪曲されているのですね。未來も祖母の思い出を探せて良かったかなと思います。ただ語学の道に進むというのはちょっと短絡的かなとも思いました。精一杯頑張って欲しいと思います