この世の果てでもどうかよろしく （ＣＨＯＣＯＬＡＴ ＢＵＮＫＯ）

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投稿者：M　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いい子にしてたらまた撫でてあげるって約束を律儀に守っていた攻めがとても可愛い。
人間に絶望していた攻めが留学先で「一つだけいいもの」を見つけて、
その受けに熱心に懐く姿が可愛い。
一方で受けは自分そんなにいいものじゃないと思っていて、
それを攻めに見られるのをしんどく感じている。
そして攻めを世界一の男だとサラッと言っちゃう。
お互いに相手からの高評価がプレッシャーになって拗れるタイプのカップル好き。
受けが無自覚に攻め大好きって言ってるも同然な言動をしてるのも萌えた。
才能への憧れと挫折の話でもあって、そこの心理描写がつらくも面白かった。
またお仕事要素も楽しくて面白かった。

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投稿者：せつこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて読んだ作家さん。あらすじを見て一瞬設定についていけなくて「何だそりゃ」って思ったけど、面白そうだったので購入。実際めっちゃおもしろかった。共依存からの脱却と本当の恋への前進で主人公たちが成長していく姿は見ていてハッピーな気持ちになりました。途中途中、彼らの心の芯の部分に触れるとき、すごく刺さるものがあって痛いけど、でもその分全員のことが愛おしくなります。私は潤さんのこと嫌いになれなかったなぁ。

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投稿者：apple2　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

なかなかお話に入っていけず……。
読んでいくと、まぁみんななかなか、一筋縄ではいかない性格の持ち主ばかりでした。

遠い昔に、お金を貯めてホームステイをしたことがありますが、クラスメイトの中には、家庭の事情でホームステイに出された子も数人いて、安いプランだと余り宜しくないステイ先になるらしく、愚痴を聞けばご飯は殆どなく８時消灯だの、家族マリファナに強制参加(口止め故)など、なかなかどうして難ありだったのを思い返しました。

身近なようでいて知らないお寺さん事情。
浄土宗と浄土真宗の違いすら分かっていませんでしたが、全然ちがうのですね。
深いな。