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商品説明
元松前藩士の娘として明治に函館で生まれ、帝政ロシアの貴族と結婚し、オランダ領東インドで農園を切り開いた日本女性がいた。当時の新聞に「南東に輝く女王」と称された三輪ヒデの華麗なる足跡をたどる。【「TRC MARC」の商品解説】
明治に函館で生まれ、帝政ロシアの貴族と結婚し、オランダ領東インドで農園を切り拓いた一人の日本女性。「南島に輝く女王」と称された三輪ヒデは、日本の蘭印侵略、敗戦、インドネシアの独立とナショナリズムの高まりなど、近現代史の荒波に揉まれながらも逞しく生き抜いた。インドネシア史研究の第一人者が、歴史に埋もれたヒデの歩みを描き出す。【商品解説】
目次
- はじめに
- 三輪ヒデ家系図
- インドネシア共和国およびジャワ島地図
- Ⅰ 南島に輝く女王
- 1 国際都市函館に芽生えたロマン——ニコライ・グラーヴェとの出逢い
- 2 南島に輝く女王
- 3 日本軍がやってきた!
著者紹介
倉沢 愛子
- 略歴
- 〈倉沢愛子〉1946年生まれ。コーネル大学でPh.D.取得。慶應義塾大学名誉教授。専門はインドネシア現代史。「日本占領下のジャワ農村の変容」でサントリー学芸賞受賞。著書に「資源の戦争」など。
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紙の本
南島に輝く女王 三輪ヒデ
2021/09/18 17:23
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシア革命によって日本に逃れてきたロシアの伯爵と駆け落ち同然にインドネシアに向かった日本人女性・三輪ヒデとその家族の生涯を描いている。
独立前はオランダ領東インドとして存在したインドネシアは、太平洋戦争に際して日本軍に占領され、ヒデたちは日本軍に協力する。戦後「親日派」とみなされたヒデと夫は投獄されるなど苦杯をなめるが、娘の一人がインドネシア独立の英雄の息子と結婚したり、別の娘が日本人と結婚して日本に行ったりと子どもたちが世界各地で活躍することになる。