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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2021/05/26
- 出版社: 青弓社
- サイズ:19cm/240p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7872-3489-6
紙の本
ウルトラマンの「正義」とは何か
著者 花岡 敬太郎 (著)
戦後日本の大衆文化を代表する「ウルトラマン」。ウルトラ兄弟は誰を守り、何と戦ってきたのか。脚本家らのインタビューをもとに、1960年代半ば〜70年代前半、制作現場で「正義...
ウルトラマンの「正義」とは何か
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商品説明
戦後日本の大衆文化を代表する「ウルトラマン」。ウルトラ兄弟は誰を守り、何と戦ってきたのか。脚本家らのインタビューをもとに、1960年代半ば〜70年代前半、制作現場で「正義」の物語がどう紡がれたのかを照らし出す。【「TRC MARC」の商品解説】
本書の20-21ページと65ページに大きな誤りがありました。そのため、2021年6月に本書は回収の措置をとりました。詳細は以下をごらんください。
書籍回収のお詫びとお知らせ
『ウルトラマンの「正義」とは何か』誤謬に関するお詫びと経緯について(花岡敬太郎)
読者のみなさまと関係各位に深くお詫びを申し上げます。【商品解説】
目次
- 序章 「ウルトラマン論」の現在地を考える
- 1 「戦後」を俯瞰する議論
- 2 戦後史のなかの特撮ヒーロー
- 第1章 タケダ・アワーと『ウルトラQ』
- 1 テレビで物語を紡ぐ−タケダ・アワーの誕生
- 2 円谷英二のテレビへの期待と『ウルトラQ』
- 第2章 『ウルトラマン』のポリティクス
- 1 『ウルトラマン』誕生
- 2 『ウルトラセブン』の挑戦と限界
- 第3章 転換点としての『帰ってきたウルトラマン』
著者紹介
花岡 敬太郎
- 略歴
- 〈花岡敬太郎〉1983年千葉県生まれ。明治大学大学院特別補助講師。専攻は大衆文化史、日本近・現代史。
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紙の本
ヒーローの正義の表現とは。
2021/06/14 19:05
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投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名の、「ウルトラマンの正義とは何か」は漠然としてますが。
本の内容は、作り手たちがウルトラマンの正義を。
視聴者にどう表現するのか?、の事ですねぇ。
ウルトラセブンまでと、帰ってきたウルトラマン以降の演出の違いが大きな論点で。
「月光仮面」からのタケダアワーの中での正義。
タケダアワーの中での、「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」での正義。
「帰ってきたウルトラマン」以降の作品での正義。
その後の、「ウルトラマンA」「ウルトラマンタロウ」「ウルトラマンレオ」で強化されて行くウルトラ兄弟の設定。
対比として、東映の「仮面ライダー」シリーズでの正義も。
「仮面ライダーV3」「仮面ライダーX」「仮面ライダーアマゾン」「仮面ライダーストロンガー」と続く、人の自由を奪うものと戦う正義。
なかなか興味深い話が多かったですね。
戦後から、成長期への日本社会の変化も正義の演出に与える影響が大きかったんですねぇ。
私は、ウルトラマンが好きな理由もこの本で解った気がします。
ちょいと、私の記憶している所と違う部分もありますが。
楽しめた一冊でした。